優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:六甲山最高峰

新緑
かき氷を食べたあとは、そのすぐ前のコンクリート道を登って一等三角点のある六甲山最高峰へ。広々としていて木陰はほとんどありません。1992年まで米軍のパラボラアンテナがあったためでしょう。P_20190523_124235
暑い日でしたから、ここで昼ご飯は厳しく、少し下の東屋まで戻りました。そこからは大阪湾岸が一望でき、梅田の高層ビル群、あべのハルカス、関空、さらに紀州の山々まで見えました。P_20190523_131648
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昼食の後は、魚屋道を通って有馬温泉へと下りました。魚屋道(ととやみち)というのは、その昔、魚崎で獲れた新鮮な魚介類を有馬温泉まで届けた道だからです。こちらは木々が茂って緑陰を歩けます。下山口のすぐそばにある「かんぽの宿有馬」で日帰り入浴を楽しみました。

かき氷
ゴルフ場を抜けると再び急な登りです。平日でしたが、さすがに大都会のすぐ背後にある六甲山ではひっきりなしに人に会いました。兵庫県の中部・北部の山では、土日でも誰一人会わずに登山を終えることもあります。P_20190523_120351
傾斜がゆるやかとなって雨ヶ峠を越え、住吉川の上流部の本庄橋跡を通過。また急登の七曲りを登りきれば、東六甲ドライブウェー、一軒茶屋に出ました。五月とは思えないような暑い日で、一軒茶屋でかき氷を食べることに。今年初のかき氷、ぺろりと美味しくいただきました。P_20190523_122507

初ほととぎす
5月23日に六甲山最高峰へ登ってきました。阪急芦屋川駅を出発し、芦屋の高級住宅街を抜け、高座川に沿ってさらに登ると高座の滝に至ります。ここから岩尾根を登っていきました。日本の岩登り発祥の地、ロックガーデンです。
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急な岩場ながら足元は登りやすく、やがて鉄塔が立つ風吹岩に着きます。よく風が吹くから風吹岩との名前らしいですが、この日は快晴で暑く風はほとんどありませんでした。急な登りは一段落し、ここからは小さなアップダウンを繰り返しつつ、ゴルフ場に至ります。P_20190523_091930
この途中でホトトギスの声を聞きました。夏の渡り鳥で、この声を聞くと本格的な夏の始まりだと思います。ウグイスに托卵する性質を持ち、ウグイスがいるところにやってきます。P_20190523_124335


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