タグ:兵庫県立いえしま自然体験センター
秋の海輝くなかをカヌーゆく
星月夜小松宵草咲きにけり
秋高し鰯の群れが目の前に
秋晴れに子ら一斉に磯観察
◆秋晴れ
自然学校はプログラム満載です。朝は6時半に起床。7時に芝生広場に集合して、ひょっこりひょうたん島主題歌の替え歌でおこなう体操をします。その後7時半から朝食です。
この日は8時半から、炊飯場で家族への手紙を書くという時間がありました。はがきに鉛筆で書くのですが、書きあぐねている子もいます。「昨日何をした?地曳網したやろ?それ書いたらええんちゃうん?」などと声をかけていきました。
9時からはセンタースタッフの指導のもと、磯観察です。箱めがねなども用意されています。膝くらいまで海に浸かってもいいという予定でしたが、夢中になって全身海に入ってしまう子もいました。安全さえ確保できればそれもまたよしです。

自然学校はプログラム満載です。朝は6時半に起床。7時に芝生広場に集合して、ひょっこりひょうたん島主題歌の替え歌でおこなう体操をします。その後7時半から朝食です。
この日は8時半から、炊飯場で家族への手紙を書くという時間がありました。はがきに鉛筆で書くのですが、書きあぐねている子もいます。「昨日何をした?地曳網したやろ?それ書いたらええんちゃうん?」などと声をかけていきました。
9時からはセンタースタッフの指導のもと、磯観察です。箱めがねなども用意されています。膝くらいまで海に浸かってもいいという予定でしたが、夢中になって全身海に入ってしまう子もいました。安全さえ確保できればそれもまたよしです。

朝凪の浜辺に立てば秋深し
秋祭の掛け声で曳く地曳網
◆秋祭
地曳網はセンタースタッフがあらかじめ網をセットしてくださっていたものを曳きました。子どもたちは軍手をはいて左右に分かれロープを握って曳いていきます。そのうち誰かがヨーイヤサーという播州の秋祭りの掛け声をかけ始めました。
必ず祭り大好きな子がいるものです。その掛け声が全体に広がってヨーイヤサー、ヨーイヤサーで網が曳かれてきました。こうして二度地曳網漁を体験しました。網に入っていた魚は小さく大漁とはいきませんでしたが、クロダイ、カワハギなどがいました。
これらの魚たちは夕食のテーブルに唐揚げになって登場しました。スタッフには二名の教育学部の学生さんがキャンプリーダーとして参加しています。彼らはいくつもの施設を体験していて、ここの食事は格別に美味しいと教えてくれました。その通りでした。

地曳網はセンタースタッフがあらかじめ網をセットしてくださっていたものを曳きました。子どもたちは軍手をはいて左右に分かれロープを握って曳いていきます。そのうち誰かがヨーイヤサーという播州の秋祭りの掛け声をかけ始めました。
必ず祭り大好きな子がいるものです。その掛け声が全体に広がってヨーイヤサー、ヨーイヤサーで網が曳かれてきました。こうして二度地曳網漁を体験しました。網に入っていた魚は小さく大漁とはいきませんでしたが、クロダイ、カワハギなどがいました。
これらの魚たちは夕食のテーブルに唐揚げになって登場しました。スタッフには二名の教育学部の学生さんがキャンプリーダーとして参加しています。彼らはいくつもの施設を体験していて、ここの食事は格別に美味しいと教えてくれました。その通りでした。

天高く真正面には小豆島
◆天高し
先に到着して体力が余っている子が遅れている子たちの応援に来てくれました。そうして全員予定通りセンターの芝生広場に着き、炊飯場で持ってきたお弁当を食べました。その後、芝生広場で入所式、それから各自生活棟に入りしばし休憩をとりました。
15時から前の砂浜で最初のプログラムの地曳網体験です。砂浜からは湾の入り口にある大ヤケ島が見え、その彼方に霞んでいるのが小豆島です。小豆島の星ガ城山(816m)は瀬戸内海の最高峰であり、砂浜から眺めるとその高さが感じられます。
西島から小豆島は直線距離で約15km離れています。姫路港と小豆島の福田港との間にフェリーが就航しており、西島のすぐ西にある院下島との間を抜けて航行します。この海のどこかが兵庫県と香川県の県境です。

先に到着して体力が余っている子が遅れている子たちの応援に来てくれました。そうして全員予定通りセンターの芝生広場に着き、炊飯場で持ってきたお弁当を食べました。その後、芝生広場で入所式、それから各自生活棟に入りしばし休憩をとりました。
15時から前の砂浜で最初のプログラムの地曳網体験です。砂浜からは湾の入り口にある大ヤケ島が見え、その彼方に霞んでいるのが小豆島です。小豆島の星ガ城山(816m)は瀬戸内海の最高峰であり、砂浜から眺めるとその高さが感じられます。
西島から小豆島は直線距離で約15km離れています。姫路港と小豆島の福田港との間にフェリーが就航しており、西島のすぐ西にある院下島との間を抜けて航行します。この海のどこかが兵庫県と香川県の県境です。

登り来て峠越えれば秋の海
◆秋の海
西島の船着き場から自然学校までは1.2kmの山越えの道を歩きます。これは、自然体験センターへ来る人に「自然体験」してもらう仕組みのひとつです。子どもたちは自分の荷物を背中に背負ったり肩に斜めがけにしたりして歩き始めました。
先生方やスタッフたちの荷物も巨大です。それ以外に救急用備品などの箱がふたつあり、これらはセンターの軽トラックで運んでもらえます。私はこの道に備え25L入りのバックパックひとつに入るよう荷物を厳選してきました。そして、荷物の少なさに驚かれました。
かつて自転車旅行をしていた経験で荷物を少なくするコツを覚えました。「絶対に必要なものは何か」を考え持ち物をそぎ落とすのです。荷物の重さに遅れがちな数人の子どもたちを励ましつつ登っていくと、やがて峠の向こうに体験センター前の湾が見えてきました。

西島の船着き場から自然学校までは1.2kmの山越えの道を歩きます。これは、自然体験センターへ来る人に「自然体験」してもらう仕組みのひとつです。子どもたちは自分の荷物を背中に背負ったり肩に斜めがけにしたりして歩き始めました。
先生方やスタッフたちの荷物も巨大です。それ以外に救急用備品などの箱がふたつあり、これらはセンターの軽トラックで運んでもらえます。私はこの道に備え25L入りのバックパックひとつに入るよう荷物を厳選してきました。そして、荷物の少なさに驚かれました。
かつて自転車旅行をしていた経験で荷物を少なくするコツを覚えました。「絶対に必要なものは何か」を考え持ち物をそぎ落とすのです。荷物の重さに遅れがちな数人の子どもたちを励ましつつ登っていくと、やがて峠の向こうに体験センター前の湾が見えてきました。
