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再現の池の面に冬の城
◆冬
「播州姫路城絵図」が作成された約80年後、二代姫路藩主・酒井忠以(1756-1790)が残した『玄武日記』には、池を舟で渡り築山にある「御茶屋」で茶事を催したことや、園内を回遊しながら鑑賞した様子などが描かれています。
「文化遺産姫路城アーカイブ」ではこの向屋敷庭園をCGで再現したものを見ることができます。『鏡花水月』においては、その池の一部を再現し、ライトアップされた大天守を映し出しています。この時だけ出現する「逆さ城」です。
「播州姫路城絵図」が作成された約80年後、二代姫路藩主・酒井忠以(1756-1790)が残した『玄武日記』には、池を舟で渡り築山にある「御茶屋」で茶事を催したことや、園内を回遊しながら鑑賞した様子などが描かれています。
「文化遺産姫路城アーカイブ」ではこの向屋敷庭園をCGで再現したものを見ることができます。『鏡花水月』においては、その池の一部を再現し、ライトアップされた大天守を映し出しています。この時だけ出現する「逆さ城」です。
光の輪彼方にありぬ冬の城
来る冬を真正面に見て不動
冬の午後明るく咲きぬ金魚草
◆冬
ChatGPTがハイドン(1732-1809)のお勧めにあげてくれたのは『チェロ協奏曲第2番ニ長調 作品101 Hob. VIIb:2』でした。作品に長い記号がついているのは、分類のためです。作品101はクラシックの作曲家が一冊の楽譜にして出版したときに付した番号です。
その後のHob.Vll:2とはホーボーケン番号で、ハイドンの作品を分類するためにオランダの音楽学者ホーボーケンが付した番号です。後に偽作と判明したものも含まれています。
ハイドンのチェロ協奏曲は6曲あると伝わっていました。しかし、第3作は失われ第4作と第5作は別人のものとわかっています。この作品は1783年の作曲なので、240年前、日本では田沼意次が活躍していた頃で、浅間山が天明大噴火を起こしています。
ChatGPTがハイドン(1732-1809)のお勧めにあげてくれたのは『チェロ協奏曲第2番ニ長調 作品101 Hob. VIIb:2』でした。作品に長い記号がついているのは、分類のためです。作品101はクラシックの作曲家が一冊の楽譜にして出版したときに付した番号です。
その後のHob.Vll:2とはホーボーケン番号で、ハイドンの作品を分類するためにオランダの音楽学者ホーボーケンが付した番号です。後に偽作と判明したものも含まれています。
ハイドンのチェロ協奏曲は6曲あると伝わっていました。しかし、第3作は失われ第4作と第5作は別人のものとわかっています。この作品は1783年の作曲なので、240年前、日本では田沼意次が活躍していた頃で、浅間山が天明大噴火を起こしています。
足元に撒きし金色銀杏冬
◆冬
YouTubeがまた広告ブロック規制に乗りだしたようで、今まで使えていたものが昨日の朝には突然機能しなくなっていました。Braveもダメでした。そこで以前使えなくなって削除した広告ブロックを試しに再度入れてみたら、使えました。
今日はBraveも使えるようになっています。考えてみれば広告ブロックを提供している企業は、それでお金を稼いでいるのですから、YouTubeの規制をかいくぐる方法をすぐに思いつくでしょう。結局イタチごっこです。
私は広告が嫌いです。「それでYouTubeは運営されています」というのですが、広告を見ても構わないと思っている人に見てもらえばいい。それでYouTubeは充分な収益をあげているはずです。
YouTubeがまた広告ブロック規制に乗りだしたようで、今まで使えていたものが昨日の朝には突然機能しなくなっていました。Braveもダメでした。そこで以前使えなくなって削除した広告ブロックを試しに再度入れてみたら、使えました。
今日はBraveも使えるようになっています。考えてみれば広告ブロックを提供している企業は、それでお金を稼いでいるのですから、YouTubeの規制をかいくぐる方法をすぐに思いつくでしょう。結局イタチごっこです。
私は広告が嫌いです。「それでYouTubeは運営されています」というのですが、広告を見ても構わないと思っている人に見てもらえばいい。それでYouTubeは充分な収益をあげているはずです。
池の鯉冬の夜道に映しおり
水盤がとらえし夜の冬の城
◆冬
第二次本多時代(1682-1703)に描かれた「播州姫路城図」によれば、城の東側にあたる現在の三の丸広場に「永遠の池」があり、対岸の向屋敷は詩歌や茶事など娯楽の場として用いられました。
藩主酒井忠以(1756-90)の残した『玄武日記』には、客人と池を漕ぎ渡り、お茶屋で夕茶初立を楽しんだことが記されています。「鏡花水月」では、この池を四つの巨大な水盤で再現し、そこに映る”逆さ城”の姿を楽しむことができます。
第二次本多時代(1682-1703)に描かれた「播州姫路城図」によれば、城の東側にあたる現在の三の丸広場に「永遠の池」があり、対岸の向屋敷は詩歌や茶事など娯楽の場として用いられました。
藩主酒井忠以(1756-90)の残した『玄武日記』には、客人と池を漕ぎ渡り、お茶屋で夕茶初立を楽しんだことが記されています。「鏡花水月」では、この池を四つの巨大な水盤で再現し、そこに映る”逆さ城”の姿を楽しむことができます。
冬の城輝く木々のその向こう
冬の午後リュートの音色聞いている
◆冬
先日お勧めにリュート音楽があがってきて、以来それをBGMに聴いています。ポピュラー音楽はもちろん、クラシック音楽すら、何か考えたいときには邪魔になります。しかし、リュートの典雅な旋律は邪魔にならず空間を穏やかにしてくれます。
かつて隆盛を極めたリュートはバロック期の終焉とともに衰退しました。20世紀になって復興したのは、録音技術の発展も一因では、と思います。現代演奏されている楽器は古典楽器を研究して復元されたものです。
先日お勧めにリュート音楽があがってきて、以来それをBGMに聴いています。ポピュラー音楽はもちろん、クラシック音楽すら、何か考えたいときには邪魔になります。しかし、リュートの典雅な旋律は邪魔にならず空間を穏やかにしてくれます。
かつて隆盛を極めたリュートはバロック期の終焉とともに衰退しました。20世紀になって復興したのは、録音技術の発展も一因では、と思います。現代演奏されている楽器は古典楽器を研究して復元されたものです。