優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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疼痛には侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛があります。前者は疼痛として一般的にイメージされるもので、怪我をしたときなどに起きるものです。疼痛によって異常が起きたことを知り、手当ができます。身体を守るための疼痛本来の役割はこちらです。

一方、神経障害性疼痛は疼痛を伝達する神経そのものが傷ついて異常な信号を発し続けるものです。意味のない痛みであり、抗magニューロパチーによって私が感じている痛みはこちらです。程度の差はあれ、意識がある間はずっと痛みがあり難治性です。

ヤマイダレは病、痛、疾、疫、疲などと望ましくない状態を表す漢字に使われています。疼痛は不快な感覚であり、病院受診の最大の動機になります。ただ、複雑な感覚でもあり、私の場合も何か別のことに集中していればその間は疼痛が軽減されています。
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「サングラス」は夏の季語ですが、運転時にサングラスが必要になるのは夏よりもむしろ冬です。冬は太陽が空の低い位置を移動していくため、日差しがフロントガラスから差し込みやすい状態が続きます。

朝に東向き、午後に西向きに走るときなど特に眩しく、サンバイザーでは対処できません。サングラスをブローボックスに入れていて、必要時にすぐ取り出せるようにしています。眩しいのをこらえて運転している人がいますが、とても危険です。
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「播州姫路城絵図」が作成された約80年後、二代姫路藩主・酒井忠以(1756-1790)が残した『玄武日記』には、池を舟で渡り築山にある「御茶屋」で茶事を催したことや、園内を回遊しながら鑑賞した様子などが描かれています。

「文化遺産姫路城アーカイブ」ではこの向屋敷庭園をCGで再現したものを見ることができます。『鏡花水月』においては、その池の一部を再現し、ライトアップされた大天守を映し出しています。この時だけ出現する「逆さ城」です。
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『鏡花水月』での光の輪の演出は「月輪の庭」と名づけられています。ライトアップされた城とこれらの輪を背景に記念撮影を撮るサービスもされていました。

城に来るのは今年のお花見以来のことです。地元にいると城は日常の中にあるため、なかなか出かけようという感覚にはなりにくいです。城は遠くから戻ったときに電車越しに眺めて、「帰ってきたなあ」という感覚になるイメージが最も強いです。
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今日は立冬です。早朝の気温はさすがに下がってきたと感じます。日が短くなり、夕方は特にこれから12月上旬まで日の入りがまだ早くなっていき、午後があっという間に暗くなる感覚です。

そうめん滝へ向かう渓流の途中の岩の上に不動明王の像が祀られています。大日如来の化身とされ、五大明王の中心です。左脇に矜羯羅童子(こんがらどうじ)、右脇に制多迦童子(せいたかどうじ)を従えています。

天台宗、真言宗、禅宗、禅宗、修験道などで広く信仰されており、日本では幅広い信仰を集め像も数多いです。比較的新しそうに見えるので最近作られたものでしょうか。
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ChatGPTがハイドン(1732-1809)のお勧めにあげてくれたのは『チェロ協奏曲第2番ニ長調 作品101 Hob. VIIb:2』でした。作品に長い記号がついているのは、分類のためです。作品101はクラシックの作曲家が一冊の楽譜にして出版したときに付した番号です。

その後のHob.Vll:2とはホーボーケン番号で、ハイドンの作品を分類するためにオランダの音楽学者ホーボーケンが付した番号です。後に偽作と判明したものも含まれています。

ハイドンのチェロ協奏曲は6曲あると伝わっていました。しかし、第3作は失われ第4作と第5作は別人のものとわかっています。この作品は1783年の作曲なので、240年前、日本では田沼意次が活躍していた頃で、浅間山が天明大噴火を起こしています。
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YouTubeがまた広告ブロック規制に乗りだしたようで、今まで使えていたものが昨日の朝には突然機能しなくなっていました。Braveもダメでした。そこで以前使えなくなって削除した広告ブロックを試しに再度入れてみたら、使えました。

今日はBraveも使えるようになっています。考えてみれば広告ブロックを提供している企業は、それでお金を稼いでいるのですから、YouTubeの規制をかいくぐる方法をすぐに思いつくでしょう。結局イタチごっこです。

私は広告が嫌いです。「それでYouTubeは運営されています」というのですが、広告を見ても構わないと思っている人に見てもらえばいい。それでYouTubeは充分な収益をあげているはずです。
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三の丸広場を出て大手門へ向かう途中の桜並木の下には、池を泳ぐ鯉や花手水などがプロジェクションマッピングで投影されています。小さな男の子が泳いでくる鯉をつかまえようと何度もそこへジャンプしていました。
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第二次本多時代(1682-1703)に描かれた「播州姫路城図」によれば、城の東側にあたる現在の三の丸広場に「永遠の池」があり、対岸の向屋敷は詩歌や茶事など娯楽の場として用いられました。

藩主酒井忠以(1756-90)の残した『玄武日記』には、客人と池を漕ぎ渡り、お茶屋で夕茶初立を楽しんだことが記されています。「鏡花水月」では、この池を四つの巨大な水盤で再現し、そこに映る”逆さ城”の姿を楽しむことができます。
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昨夜は姫路城三の丸広場でおこなわれている「鏡花水月」へ行ってきました。お城へ通じる大手前通りにもイルミネーションが施され、師走が近いと感じました。まだそれほど寒くはなく、薄手のダウンジャケットだけで十分でした。

姫路駅の前には撮影スポットがいくつかあり、外国人観光客も撮影しています。姫路はまだオーバーツーリズムというほどの観光客数ではありません。
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