優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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冬景色
空中展望台でティータイムをとった後、さらに進んでいくと標高237mの見上げる展望台に着きました。ここでは9月下旬から10月初旬にかけてサシバ、ハチクマの渡りを観察できるそうです。

ここからこの緑地の最高地点である標高245mの海峡展望台へ向かいました。ここで南の方に目を向けると山の向こうに山が見え、「あれは四国?」と思いましたが、淡路島が紀伊半島に向けて飛び出した先端部でした。紀淡海峡が日差しに輝いて見えます。
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冬景色
天地真理は多くのカバーを残しています。中でも好きな曲のひとつに、5thアルバム(当時21歳)に収録されている『冬物語』があります。オリジナルはフォー・クローバーズが1972年に発表。作詞阿久悠、作曲坂田晃一です。

この曲も彼女の歌で初めて知りました。浅丘ルリ子と原田芳雄主演のドラマ主題歌とのこと。それにふさわしくドラマチックで哀愁のあるメロディと歌詞です。しかし、天地真理が歌うとそれでも明るく、冬よりも「春は近い」という歌詞の最後どおりの印象です。

この明るさは彼女の声が持つ独特のまろやかさ、包み込むような暖かさによるものか、と思います。明るい歌は飛び切り明るく、哀感漂う歌であっても涙に溺れさせることはない声なのです。
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