優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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冬来る
今後は半年に一回程度近大病院を受診して経過を見つつ、地元の病院も定期的に受診して薬物治療はそちらで受けることになります。近大病院はたびたび外来受診するにはあまりにも遠いからです。

診断が確定したことによって地元病院の主治医も治療と経過観察の着眼点がはっきりします。CIDPと抗mag抗体陽性ニューロパチーは症状が似ていて、鑑別が難しいです。特に私のようにIgMが正常値であれば、血液検査で見つけるのは難しいそうです。

「よく疑いを持ちましたね」と近大病院で言われました。初発症状は10年以上前の足指の痺れで、そこから医療機関を渡り歩き、4年前にCIDPと診断されました。しかし、その後の経過から疑問を持ってここを受診し、さらに詳しい検査を重ね病名がはっきりしました。
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近大病院で検査結果と診断、今後の治療方針をきいてきました。診断名は抗mag抗体陽性ニューロパチーであるのは間違いありません。ただ、非常に珍しいケースだそうです。なぜなら、免疫グロブリンIgMが正常値だからです。

IgMに何らかの異常が出て初めてこの病気を疑うらしく、この状態で抗mag抗体が見つかった例を知らないと言われました。それでも治療法はなく、鎮痛剤と睡眠剤で症状を抑えつつ経過観察していくことは変りません。

特定疾患の受給者証も疼痛以外には症状がないため、審査を通らないだろうと言われました。進行はCIDPに比べると遅く、私の場合は現在極めて軽症とのこと。診断名がはっきりしたのが一番良かったことです。
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初心者向けの楽譜の中に『幻想即興曲』があります。ショパンは廃棄するよう遺言していましたが、友人がそれを破って公表しました。原曲は嬰ハ短調、右手が16分音符を4つ繰り返す間に左手はそれを三分割した3連符を猛スピードで弾くことが要求されます。

いま弾いている初心者版はハ長調にし、複雑な16分音符や3連符を単純化しているなーんちゃって『幻想即興曲』です。それでもすんなりとは弾けません。本物を弾けるようになるには年単位のチャレンジが必要でしょう。
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