優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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冬浅し
『鏡花水月』の会場の一画には野点傘の下に座れる場所が用意されていました。この日は夜でも暖かく風もなく、一服の濃茶をいただいてもいいようなお天気でした。来年からは野点を用意されてもいいのではと思います。

ライトアップされた大天守が映る水盤がここでも用意され、撮影スポットには事欠きません。かたわらにネオンアートで作った千姫と本多忠刻の像もありました。
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冬浅し
たつの市には醤油饅頭という銘菓があります。名産のうすくち醤油を使用した蒸し饅頭です。こし餡を包み醤油の香りがほんのりして、甘じょっぱい味わいが特徴です。

「吾妻堂」はこの醤油饅頭を売る老舗和菓子店のひとつです。店舗の建物はガラス戸や看板、格子などにレトロな雰囲気が漂っています。
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冬浅し
龍野神社参拝の後は聚遠亭を訪ねました。茶室は、安政年間(1854〜1859)京都所司代を勤めていた龍野藩主脇坂安宅が、御所炎上の際の復興に功績があり、孝明天皇から賜ったものです。

心字池上に浮堂として移築し、庭園、池、杉垣など、桃山時代の書院造を模した風雅な数寄屋風の建築物です。今は庭の楓の紅葉が始まったところでした。

たつの市がある西播磨も温暖なところで、紅葉は暦の上では冬に入ってから本格化します。庭でライトアップイベントの用意が整っていました。
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冬浅し
一昨日は抗magニューロパチーの経過を診てもらうために近大病院へ行きました。電車を5本乗り換え、最後はバスに乗って3時間の道のりです。私は大きな症状が無いのでひとりで行けますが、人混みには疲れます。

半年ほど前からある消化器の症状について、主治医は「抗magニューロパチーでそういう症状は見たことが無い」と言います。造影剤CTもMRIも異常なしなので、脊髄や内臓に疾病はありません。

抗magニューロパチーは極めて稀な疾患であり、症状の現れ方の個人差が大きいため、研究が進んでいません。こういう疾病になって、医学にできることの限界を実感しました。
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冬浅し
今週の日曜日は兵庫県知事選挙の投票日です。立候補者の名前にNHK党の立花孝志氏の名前があり、不思議に思いました。その不思議を解消するために彼のYouTubeを見て、自分はメディアに騙されていたことに気づきました。

おねだりやパワハラというメディアからの大バッシング、県議会からの不信任を受けて斎藤元彦前知事が失職しての出直し選挙です。これまでの流れで、非は斎藤前知事にあるという印象を持っていました。ところが全体構図は全く違うものでした。

おねだりやパワハラは知事をやめさせたい勢力のでっちあげで、百条委員会などそれに伴う出来事は反知事派議員たちが画策した県政転覆の陰謀です。このことを県民に知らせたいという思いから、立花氏は立候補したというのです。
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冬浅し
武蔵野御殿跡前では「影絵インスタレーション」がおこなわれていました。スクリーンの前で思い思いのポーズをとればそれが影絵になり、それをスタッフの方に撮影していただけます。大天守を振り返りつつ姫路城を後にしました。
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冬浅し
朝、出かけようとしたらフロントガラスが露でいっぱいでした。「露」は秋の季語ですが、今年は秋の間はほとんど露がつくことはありませんでした。暖かい秋だったからでしょう。もっと気温が下がるとこれが凍って「露凝る」という季語になります。
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冬浅し
大中遺跡公園の一画でノジギクが群生していました。ノジギクは兵庫県の県花です。近づくと花の甘い香りがしました。兵庫県以西の本州と四国・九州の瀬戸内海・太平洋沿岸部に自生しています。
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冬浅し
最上山公園もみじ山は兵庫県内有数の紅葉の名所です。山に登ればそれなりに美しいところはいろいろありますが、ほぼ平地に近いところでこれだけの紅葉を楽しめるのは姫路城好古園かここくらいではないでしょうか。
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