優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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冬空
途中、カリンの実がひとつだけ枝に残されているのをみつけました。これも木守の一種でしょうか。カリンは中国原産、バラ科カリン属の果実で、薬用として入ったようです。春には淡いピンクの花がたくさん咲き、庭園樹としても人気があります。

カリンの実は熟しても非常に硬くて渋く生食には不向きです。香りや薬効成分を抽出して使います。カリンシロップ、カリン酒といった使い方です。
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冬空
天地真理は20歳になる直前にデビューし、一貫して明るい天地真理の世界を歌い続けました。この間シングル11枚が連続してオリコン10位以内、うち5位以内10曲、1位5曲です。また、アルバムセールスも6枚連続3位以内、うち1位が4枚という実績を残しています。

しかし、9thアルバムからは歌う世界が変わってきます。この時期の彼女の歌が好きだという人もいますが、私は文句なしに全盛期の歌の方が好きです。アルバムの全曲が好きだといってもいいほど素晴らしい。

彼女の歌声のもつ優しさ、軽やかさ、暖かい包容力を活かす楽曲が提供され、それぞれのアルバムが珠玉の作品になっています。どこまでも爽やかで伸びやかで明るい。だから半世紀を経ていても瑞々しく響いてきます。
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冬空
姫路で城といえば世界遺産姫路城です。しかし、姫路城から北西9kmの山の上に白鳥城という巨大な西洋風の城が建っています。何も知らなければ「これはいったいなに?」と思うような田舎の風景の中に突如出現する城です。

ここは太陽公園といい、公園内には城の外に兵馬俑、万里の長城、ピラミッドなどがあるとか。設立したのは地元の社会福祉法人グループで、海外旅行が難しい障害者の方に世界を見せたい、就労の場をつくりたいとの思いからだそうです。

障害者でなくても入場できます。私はまだ訪れたことはありませんが、冬の西日を浴びた城、ノイシュバンシュタイン城を模したこの白鳥城に不思議な神々しさを感じました。
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