優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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冬至南瓜
冬至にカボチャを食べる習慣があります。カボチャの旬は夏です。それにもかかわらず冬のこの時期にあえて食べる習慣ができたのは、冷蔵庫のなかった時代でも保存ができ、ビタミン類の補給に有効だったからだと言われています。

カボチャ以外ではコンニャク、ニンジン、レンコン、キンカンなどを食べる習慣もあります。カボチャ(ナンキン)も含めすべて「ン」がつくことから、運がつくという縁起をかついだようです。

また小豆のように赤い食べ物で邪気を払ったり、冬至粥を食べる習慣もあり、粥に小豆を入れることもあります。昨日は塩蒸しカボチャを作りました。簡単にできるカボチャ料理の定番です。
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冬至南瓜
冬至に食べる習慣があるのはカボチャです。収穫期は真夏から初秋ですが、2〜3か月おいてから食べた方が美味しいとされているため、食べごろは晩秋から仲冬です。野菜の保存技術が進んでいなかった時代においては、貴重な緑黄色野菜でした。

冬至は運気が好転するときとも言われ、ンのつくものを食べればよいという縁起かつぎの習慣もあります。カボチャはナンキンともいわれそのひとつです。他にはうどん、かんてん、きんかん、にんじん、れんこんなどもあるそうです。

先日小さなカボチャをいただいていたので、昼食にその一部を切って豚肉と炒めて食べました。
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