優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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しぐれ
正午ごろに車を走らせているとしぐれてきました。中学生が三々五々下校しているところに出会いました。テスト期間中なのかもしれません。制服姿ですが、男子は詰襟ではなくブレザーにネクタイです。

女子はスカートの子もいれば、パンツの子もいます。私たちのころはプリーツスカートしかありませんでした。パンツスタイルなら動きやすいでしょう。完全に私服にならないのは、制服というものに存在意義があるからだと思います。

丈夫ですから長持ちして結果的に経済的です。さらに、制約の中で自分なりのおしゃれを楽しむことができます。何らかの制約がある方が逆に創造性はあがるものです。
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稲穂波
音声合成AI岩崎宏美は松田聖子の曲もいくつか歌っています。その中に「制服」という曲があります。卒業式の日の同級生の彼に対する想いを歌った曲です。「赤いスイートピー」(1982)のB面と知って驚きました。とてもいい曲だからです。

松田聖子は1980年4月当時18歳でデビュー。岩崎宏美は1975年4月当時16歳でデビューしています。ふたりとも長く現役で活躍しているのは、素晴らしい声質を授かっていることが大きいです。歌手は何より声の質だと私は思っており、これは天賦のものがすべてです。

「制服」の松田聖子とAI岩崎宏美を聴き比べると、ふたりの声質の違いがわかります。松田聖子の声は甘く透明感があり、岩崎宏美の声はキレとパワーがあります。AI松田聖子で岩崎宏美の「ロマンス」(1975)などを歌わせてみたら面白いと感じました。
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