優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:北海道

秋の夕
帯広空港は小さな地方空港でしたが、新千歳空港は北海道の中心空港でにぎやかです。チェックインを済ませた後、待合場所で白老牛のお弁当を買って食べました。白老牛は北海道のブランド黒毛和牛です。
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秋高し
占冠村役場のすぐそばにある「道の駅自然体感しむかっぷ」でひと休みした後、道東自動車道に乗って新千歳空港に向かいました。よく晴れて快適なドライブでした。レンタカーはトヨタのヴィッツで、400km以上走りましたが、まだまだ余裕でガソリンがありました。空港近くのガソリンスタンドは「わ」や「れ」ナンバーのレンタカーばかりでした。
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秋の野
「カンパーナ六花亭」からは葡萄畑をはさんで東側にJR富良野線が走っています。富良野岳を遠望していると、一両だけのキハ150形気動車が南に向かって走っているのが見えました。十勝地方に四日間滞在した間に初めて目にした走る鉄道の姿でした。
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紅葉
「カンパーナ六花亭」では、ふらの餅も食べました。塩味の効いた富良野産赤えんどう入りのお餅でこし餡を包んだものです。注文すると軽く炙っていただけます。持って出ることができるかと尋ねると、すぐに硬くなるので、炙りたてを食べるのが一番おいしいとのこと。ほのかな塩味が甘味をひきたてて絶品です。

カンパーナとは、イタリア語で鐘を意味します。一日9回、葡萄畑の中の鐘楼の鐘が鳴るそうです。ワイナリーもあるようで、カンパーナワインが販売されていました。
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ハロウィン
昼過ぎには富良野を発って新千歳空港に向かおうと思っていました。そこで、昨日訪れて気に入った「カンパーナ六花亭」へ行って、もう一度葡萄畑から見る景色とスイーツを楽しもうと考えました。

日常生活では糖質制限で菓子類を全く摂取しませんが、糖尿病ではないので、旅行やイベントの時は気にせず楽しむことにしています。10月はかぼちゃを意識したケーキが目につきます。ケーキ業界にとって、クリスマスの次に美味しいイベントかもしれません。
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黄葉
富良野ではドラマ『北の国から』のロケがおこなわれたという丸太小屋と3番目の家に行ってみました。1981年から82年にかけてフジテレビで放映され、その後もドラマスペシャルとして2002年まで放映されていました。

私はドラマを見ていないので名前と一部の出演者くらいしか知りません。富良野一帯を使って長期ロケが行われ、ファンには聖地になっているようです。そういえば、音更町もNHKの朝ドラ『なつぞら』の舞台となり、そのセットである柴田牧場が残っていました。ドラマの舞台に選ばれると観光の目玉になるので、地元にはありがたいのでしょうね。
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紅葉
北海道では市街地を外れると車の通行ががっくり減ります。道幅は広くゆったりと走れます。姫路近隣の狭い道路を走っている身からすると別世界のドライブでした。十勝岳からくだってくる道路の両側は赤や黄色に色づいた木々があちこちで見られ、途中車を停めて紅葉を楽しみました。
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紅葉
十勝岳望岳台からは道道966号、さらに291号を経て富良野市街へ向かいました。十勝岳は日本にある111の活火山のうちのひとつです。関西に住んでいると、身近に活火山というのが無いので、こんなにあるのかと驚きます。活火山は災害をもたらしますが、温泉や美しい景観の恵みを与えてくれる存在でもあります。
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紅葉
最終日は新千歳空港から神戸空港へ向かう18時代の便に乗ることになっていました。朝8時過ぎに宿を出て十勝岳中腹の望岳台へ向かいました。十勝岳の姿を近くから眺められ、美瑛の町を遠望できます。

残念ながら十勝岳の山頂部分には雲がかかっていました。それでも中腹の紅葉を眺められました。数日前に十勝岳では初冠雪があったと聞いています。望岳台の前には駐車場があり、ここを拠点に登山する人も多いようです。
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秋の朝
「森の旅亭びえい」は17室しかありません。前泊が千室ほどある「星野リゾートトマム」でしたので対照的でした。どちらもそれぞれの良さがあります。初日に宿泊したのは帯広の「北海道ホテル」でした。ここも魅力のある宿で人気があるのがわかりました。

「森の旅亭びえい」の廊下には白樺の板が張られています。白樺で家具を作る職人の作品が各所に使われており、コロナ対策の消毒液ポンプまで白樺の生木を活かしたものだったので驚きました。
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