優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:十月

十月
交差点で停車したら、前にテスラが止まっていました。白いSUVタイプでした。テスラが走っているのを見たのは恐らく初めてです。日本の自動車市場で、外国車が占める割合は7.6%とわずかで、その中でもテスラはトップ10に入っていません。

外国勢では、ベンツ、BMWなどのドイツ勢が優勢です。また、テスラはEVのみを生産していますが、日本ではHVの人気が高くEVは普及していません。テスラは走っている車の1%にも満たないでしょう。10月の終わりに珍しいものを見られました。
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十月
散歩の途中に大歳(おおとし)神社にお参りしました。兵庫県姫路市周辺、特に市川の流域には大歳神社がたくさんあります。兵庫県神社庁によれば県内にある神社3800のうち、大歳神社は394、そのうち姫路市に58、神崎郡3町に26あります。

大歳神は年神を意味し、農業神として崇敬されました。稲作が弥生時代に九州や出雲から大和へと広がる過程で播磨にとどまり、地域に根付いたと考えられています。

また、『古事記』では大歳神は素戔嗚尊の子どもとされています。姫路市北部の広峰山にある広峯神社は播磨の信仰の中心であり、素戔嗚尊を祀っています。その関係から大歳神が播磨各地に祀られていると考える研究者もいるそうです。
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十月
昼食は工楽松右衛門旧宅の隣にある古民家カフェ「古陰」でとりました。人気がある店らしく予約の電話を入れたら1階の予約スペースは満席で、2階ならということで開店前に来て待っていました。

築100年以上で炭と塩を扱う商家だったという建物です。内部は太い梁がそのまま見える造りになっています。2階は3間続きの和室で一番奥が一段高くなっており、私たちはその手前の座卓に座りました。
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十月
一か月ほど前から右手親指の第一関節が曲げられなくなっています。ばね指のような感覚で無理矢理曲げると今度は伸ばせなくなります。ニューロパチーの影響なのか定かではありませんが第二関節も微妙に疼きます。

そんなことから、細い筆記用具がうまく持てません。母が亡くなったり、入院したりでボールペンで書類を書く機会が何度かありました。親指を伸ばしたままでは書きにくいものです。何か方法がないものかと考え、洗濯ばさみをペンに取り付けてみました。

洗濯ばさみを握れるので、指が曲がらなくてもうまく書けます。いま、絵を描こうとも思っています。絵を描くには集中力が必要であり、集中していれば足の痛みや疼きを忘れられます。マインドフルネスの一種です。心頭滅却すれば火もまた涼し。
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十月
「セブンスターの木」のすぐ近くには白樺の並木があります。この情景も絵葉書かポスターか何かで見た記憶があります。雪の風景だったかもしれません。

日本は陸地としての面積は巨大ではありませんが、中緯度に南北に長く広がる国土を持つため風景は多彩です。亜寒帯の北海道から亜熱帯の沖縄まで、海も山も大都会も島嶼もあります。まだまだ訪ねたいところはたくさんあるなあと行けば行くほど感じます。
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十月
次は「カンパーナ六花亭」に向かいました。六花亭は帯広市に本社のある北海道を代表する菓子メーカーです。「カンパーナ六花亭」は富良野市の北端、中富良野町との境近く葡萄畑の中に立つ真新しい店舗です。

店内ではケーキやお土産の菓子類を販売しています。東側は全面ガラス張りになっていてそこから大雪山系の富良野岳や十勝岳を望むことができます。フランスあたりの葡萄畑に来ているような感覚を覚えます。
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十月
今日は二十四節気の寒露です。昨日は雨になり肌寒さを感じる一日でした。週の初めはTシャツとショートパンツで過ごしていたのが、一昨日から長袖シャツに上着をはおり、ロングパンツになりました。一週間で一気に季節が進んだ感じです。
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