優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:古民家喫茶動き人

真夏
コーヒーが入って出てきた器は木製のマグカップでした。軽くて口当たりがよくて、渋い色合いです。スプーンも木製です。調度品から食器まで細部にわたってオーナーのセンスが光っていると感じました。
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夏座敷
古民家喫茶の楽しさはそこから昔の家の作りが想像できることです。のれんをくぐって入ったところが土間、上がり框を経たところから前栽が見えます。このあたりの農家らしい作りです。ところどころに残されている家具の細工から時代を感じることができます。

家を支えている梁は太く、上がり框のところには、重い木の引き戸があったでしょう。いま、土間の奥はキッチンになっています。昔の住人が現在のこの家の様子を見たらさぞ驚かれることでしょう。
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百日紅
座ったテーブルからは前栽が見えました。石燈籠や池、そのむこうに太い樫の木があります。この木の太さからも家の経てきた時間が想像できました。その前にピンクのサルスベリが咲いています。池には小さな緋鯉も泳いでいました。
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夏の風
夢前川でワイルドな川床料理を満喫した後はコーヒーを飲みに移動。お隣の福崎町高岡にある「古民家喫茶動き人」へ行きました。このあたりでは古民家を再利用した店がちらほら見受けられるようになっています。ここはオーナーが5年かけて古民家を改造して作られたお店とのこと。いい感じで古民家の趣が残っています。
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