タグ:吉水神社
義経の潜みし一間梅雨の雲
梅雨の水集めてししおどし躍る
ささゆりやただかりそめの宿に咲く
梅雨に入る後醍醐天皇玉座かな
◆梅雨に入る
蔵王堂のほど近くに吉水神社があります。ここはかつては吉水院という修験道の僧房でした。延元元年(1336)建武の新政の崩壊後、後醍醐天皇が幽閉されていた京都を脱出し、ここに南朝を開きました。南北朝時代の始まりです。
京都御所の規模からすれば考えられないような僻地の小さな僧房ですが、それでも名目上は皇居であり、南朝四代57年の歴史がここから始まりました。明治維新で南朝を正統とした新政府により吉水神社と改められ現在に至っています。
蔵王堂のほど近くに吉水神社があります。ここはかつては吉水院という修験道の僧房でした。延元元年(1336)建武の新政の崩壊後、後醍醐天皇が幽閉されていた京都を脱出し、ここに南朝を開きました。南北朝時代の始まりです。
京都御所の規模からすれば考えられないような僻地の小さな僧房ですが、それでも名目上は皇居であり、南朝四代57年の歴史がここから始まりました。明治維新で南朝を正統とした新政府により吉水神社と改められ現在に至っています。