優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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啓蟄
昨日は二十四節気の啓蟄でした。目が覚めると雨が降っていました。寒さが緩み冬ごもりの虫がはい出るという意味ですが、一日中しっかり降ったので、まだ出てくるのは見合わせているでしょう。

最近、YouTubeでGiovanni Paisiello(1740-1816)のピアノ協奏曲を聴き、とても気に入りました。ハイドンより8歳下なのでほぼ同世代です。ナポリで名声を博し、エカチェリーナ2世のロシアに招かれ、ウィーンでも活躍しました。

明るく軽快な旋律はハイドンのピアノ協奏曲に通じるものがあります。これは18世紀後半(古典派前期)の音楽の特徴なのでしょう。こうした知られざる音楽家の曲が聴けるようになったのはYouTubeのおかげです。
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啓蟄
啓蟄です。ChatGPTを使ってみました。最初は検索的に使いましたが、いろいろ入れているうちにこれは検索とは全く違うと感じました。

例えば、「高齢者の事故多発をどうすべきか」といった質問をすると、論理的な文章の回答を返してくれます。それに対してこちらの意見を打ち込むと新たな回答が帰ってきます。これを繰り返していくと、まるで人間の誰かと会話しているような感覚になります。

回答に促されてこちらもいろいろ考えることができ、それが最も面白い。生身の人間と違い、意見が異なっても気まずい思いをすることはありません。好きなようにこちらの考えや意見をぶつけて対話できます。
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