優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:国見の森公園


山麓の交流館から300mほど行ったところに比地の滝があります。落差12mあり『播州宍粟郡史』(1708)にも名勝と記されています。滝周辺はマイナスイオンに満ち、ひんやりと心地よい場所でした。

かつて滝の上流には長谷山遊鶴寺という寺院がありました。天正8年(1580)羽柴秀吉の播磨攻めに際し、長水城とともに焼き払われました。ハイキング道を通ってそこまで行くこともできます。
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万緑
帰りのミニモノレールの時間を把握しておらず、出発が近づいて慌てて片付けました。乗り遅れなくてよかったです。モノレールの軌道横に点検整備のための階段がついています。ハイキング仲間には高所恐怖症の人がいて「こんなところ絶対無理」と言っていました。
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緑陰
「YAMA SAND」のサンドイッチ、いくつか種類がある中で私は野菜ゴロゴロサンドを注文しました。「宍粟市のお野菜を中心に10種類以上盛り込んだ当店オススメ」とメニューに書いてあったとおり、野菜だけとは思えないコクとボリューム。スパイスが程よく効いて、とても美味しかったです。
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夏草
山上の学習館前の野外広場まで戻りランチタイムにしました。広場には木製の椅子とテーブルがありましたが、日が差してきて暑いので木陰に移動。そこで折り畳み椅子パタットを出して座り、シートを広げました。このパタットは山登りをしていたときも毎回持ち歩いていました。軽くて座りやすく便利です。
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夏霞
国見山という名前の山は全国に22山あります。恐らく山頂からの見晴らしがよい山でしょう。ここも宍粟市、揖保川、中国自動車道を望み、見通しがよければ瀬戸内海まで見えるとのこと。

双眼鏡が設置してありましたが、今日は播磨灘までは見えませんでした。この双眼鏡、もう少し下が見られたらいいのに、と思いました。しかし、考えてみれば眼下の街をこれほど倍率の高い双眼鏡で覗いたらプライバシーの侵害になりかねませんね。
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山上歩道を700m行くと、標高465m宍粟50名山のひとつ国見山の頂に建つ山頂展望台に着きます。森と山が多い宍粟市の地元産木材を使用した二階建ての建物です。これは山麓からもよく見えます。
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緑陰
ミニモノレールの1号車は県のマスコットからはばタン号、2号車は市のマスコットからしーたん号という名がついています。

山上の学習館の前は広場になっており、そこから山頂まで手すりがついた道が続いています。路面は車いすでも通れるように設計されており、この日はベビーカーを押した家族連れを見かけました。
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夏川
ミニモノレールが高度をあげてくると宍粟市内を蛇行しながら南流する揖保川が見えてきます。揖保川は宍粟市の藤無山を源流に姫路市網干区で播磨灘へと流れる一級河川です。「揖保乃糸」で知られる播磨名産の手延べそうめんの名前はこの川に由来しています。
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夏の山
国見の森公園は兵庫県が整備している兵庫県立ふるさとの森公園のひとつです。ここの最大の特徴は山麓部と山上部の施設をつなぐミニモノレールが定時運行していることです。標高差300mを1.1km片道18分でつないでいます。

2両連結されていて、最も急なところでは斜度38度を登って行きます。車両が上下にスライドするのも面白いところ。これが無料ですから、うれしい驚きでした。
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夏野菜
10日の日曜日、宍粟市の国見の森公園へ行ってきました。ハイキング仲間のひとりの家から歩いて30分ほどで行けます。宍粟市の最南端部で姫路市の中心部へも車ならそれほど時間をかけずに行けるところです。

最近できた「YAMA SAND」というサンドイッチ専門店が途中にあります。オレンジ色のコンテナの店舗でランチ用のサンドイッチを買いました。オーナーは神戸のホテルオークラでのシェフ経験がある方らしく、評判がいいのか次々お客さんが来ていました。
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