2023年02月15日 播磨灘望む梅林となれり ◆梅林 切り倒された木々の向こうに播磨灘が見えました。この区画のさらに上に姫路藩主・榊原政邦夫妻の墓所があります。政邦が亡くなったのは享保11年(1726)です。 墓所が作られたころ、周囲の木々の背は低く播磨灘を見渡すことができたのではないでしょうか。梅林を再生するためには、さらに南側の斜面の木々を伐採して、再び海が見渡せる梅林にすることが必要ではと思いました。 タグ :#梅林#増位山梅林
2023年02月15日 高木の伐られ広々春の空 ◆春の空 切株に座ってしばらく梅林を眺めていました。高木でもヤマザクラやイロハモミジは残されています。春に美しく咲いたり、秋に紅葉を楽しませてくれる木々が喜ばれるわけで、花も目立たず紅葉もしない樹木は、まず伐採対象になってしまうのでしょう。 タグ :#春の空#増位山梅林
2023年02月14日 切株に坐し梅林を眺めおり ◆梅林 この一画に入ってきたとき、妙に広々としていると感じたのは枯れて切り倒された梅の木が多かっただけではありませんでした。南側に生えていたアベマキ、カゴノキなどが数本切り倒されていたのです。 よくこのアベマキを見上げていただけに、ちょっと寂しくなりました。しかし、梅林を復活させるには必要な処置なのだと思います。周りの木々が高くなり梅林に十分日差しが届かなくなったのも梅の木が枯れた原因でしょう。 タグ :#梅林#切株#増位山梅林
2023年02月14日 紅梅咲く花びらを陽に透かせつつ ◆紅梅 八重の紅梅が上の区画でも三分咲きくらいでした。ここの一画には早咲きの紅梅が多いのです。しかし、梅の木の多くが枯れているのに気が付きました。以前よく来ていたころも枯れ始めている木はありましたが、ここまでひどくはありませんでした。 タグ :#紅梅#増位山梅林
2023年02月14日 早春の日差し明るき森をゆく ◆早春 増位山梅林は山の斜面に作られており、大きく四つの区画に分かれています。階段を登って行くと、金網で取り巻かれ鎖を外して次の区画に入る恰好になっていました。獣害を避けるためです。階段の上にはイロハモミジやヤマザクラの高木があります。 タグ :#早春#増位山梅林
2023年02月13日 咲き初めし紅梅の下とらつぐみ ◆紅梅 梅林の紅梅はちらほらと開き始めているところです。歩いて行くと地面近くをばたばたと飛んでいく野鳥がいました。黄褐色に黒褐色の縞模様、トラツグミです。ツグミ類では最大の種で日本では全国で見られる留鳥です。地上付近で行動し小動物を捕食します。 タグ :#紅梅#トラツグミ#増位山梅林
2023年02月13日 藪椿つやつやと葉を従えて ◆藪椿 梅林の周囲にはヤブツバキがあちこちで咲いています。日本の照葉林はヤブツバキ群網と呼ばれます。地球規模での照葉林は中国南部から東南アジア、さらにヒマラヤへと続き、日本の照葉林は最も北にあたります。 冬になると葉を落とす落葉広葉樹の森と違い、照葉樹の森は冬でも鬱蒼としています。大昔、日本の西南半分の国土はこれらの照葉樹に覆われていました。それらを切り開き、一部の山は身近な雑木林として生活に必要な薪や炭を得ていたのです。 タグ :#ヤブツバキ#増位山梅林#照葉林
2023年02月13日 梅が香に触れる位置まで接近す ◆梅が香 久しぶりに増位山に行ってきました。ドライブウエイの早咲きの紅梅はほぼ満開です。梅林へ行きました。放生池の傍らの八重紅梅、白梅は五分咲きです。梅は満開よりも五分咲きくらいが私は好きです。 梅林で枝の手入れをされている方がありました。梅林は増位山随願寺の境内、山頂近くの南斜面を利用して作られています。山の中なので、鹿や猪の獣害がひどく、木が傷ついています。いろいろ対策をとられているようですが、なかなか大変そうです。 タグ :#梅が香#増位山梅林
2019年11月22日 茶の花の次々咲いてよき日和 ◆茶の花 増位山梅林の一画で茶の花が咲いています。一本だけだと思っていたら、奥にもう一本ありました。ツバキに似た白い小さな花が下向きに咲きます。花に比べて雄蕊がとても大きな面積を占めるのがこの花の特徴です。 タグ :#茶の花#増位山梅林
2019年11月17日 うつむいて咲く茶の花に陽のやさし ◆茶の花 増位山梅林にチャノキが一本あり、今そこで花が咲いています。お茶はツバキ科ツバキ属の常緑樹で、花はツバキと似ていますがずっと小ぶりです。和らかな初冬の日差しを浴びてひっそりと咲く茶の花は侘びた雰囲気があります。 タグ :#茶の花#増位山梅林