優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:増位山随願寺

冬紅葉
増位山随願寺境内のイロハモミジの紅葉がきれいです。これだけきれいでも人影はあまりなく、ゆっくり散策して紅葉を楽しむことができます。

今日は暖かく、この写真を撮っていると、トレイルランニングの男性が来られました。これから広峰山まで走られるそうです。増位山と広峰山は峰続きで、稜線は険しいところもなく走るにはいいコースでしょう。
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冬の紅葉
増位山随願寺の榊原政邦夫妻の墓所の前にあるイロハモミジが鮮やかに色づいてきました。イロハモミジは自生しているものであれば、15mを超える高さにまで生長します。この木もはるかに高いところで葉を繁らせており、紅葉はそこだけ日差しを浴びて輝いています。DSCN0476


冬紅葉
昨日の午前中までは一週間ほど小春日和の気持ちのいい晴天が続きました。昨日の午後からお天気は下り坂で、飛行機雲も見ました。今日は風が強く、窓が鳴っています。随願寺の境内にはイロハモミジが多く、開山堂や経堂の周囲は紅葉が進んでいます。
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梅雨
東海から東北南部までは6月7日に梅雨入りしました。しかし、近畿から九州北部までは一週間近くたってもまだ梅雨入りしていません。近畿の平年の梅雨入りが6月7日ごろなので、かなり遅れています。IMG_3136
梅雨の花といえば、アジサイが定番。しかし、まだそういう雰囲気ではありません。増位山随願寺の境内では真っ赤なブラシノキが咲いています。IMG_3134


大島桜
随願寺の境内ではオオシマザクラと思われる桜も咲いています。オオシマザクラの特徴は花がほぼ白色で大きいこと、花と同時に出る葉が鮮やかな緑色をしていることです。IMG_2198
ソメイヨシノは花が散ってから葉が出ます。ヤマザクラは最初に出てくる葉は赤褐色で、花が散った後に緑色に変わっていく点が異なります。花ももっと小ぶりです。IMG_2197
オオシマザクラは花の白さと葉の緑がコントラストを成し、爽やかな印象を受ける桜です。花が散ると、小さな赤い実をつけます。日本の固有種で、日本に10種あるサクラ属基本野生種のうちのひとつです。IMG_2199


枝垂桜
増位山随願寺は標高200mを超える地点に建っているので、平地より桜の開花が一週間ほど遅くなっています。そのため、境内では平地と少し時間差のあるお花見ができます。IMG_2191
また、いろいろな種類の桜がありそれらの咲く時間差も加わってさらにバリエーションが広がります。本堂の周りのシダレザクラも早く咲くもの、遅めの開花のものと違いがあって、花に彩られる堂宇の姿を長く楽しめます。IMG_2189



桜のころは、晴天だと日差しが暑く感じられ始めます。花冷えと汗ばむ陽気が隣り合わせにあるのが桜のころで、着るものに困ります。今日は快晴でお花見には絶好の日和でした。明日は早くも一日雨の予報です。IMG_1974
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増位山随願寺の本堂前のソメイヨシノは今が満開です。見事な枝ぶりで重要文化財の本堂に文字通り花を添えています。各地のお花見の名所はどこも大勢の人で混雑しているでしょう。ここは誰もおらず、こんなに素敵な桜を独り占めして好きなだけ眺めていることができます。満開の花と静寂と、これ以上贅沢なお花見があるでしょうか。IMG_1993
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ソメイヨシノが満開になろうというのに、季節はずれの寒さです。昨夜のうちから雨になり、今も降っています。

随願寺の境内の桜は今週が満開で見ごろです。静かな山のお寺でお花見の人もほとんどいらっしゃいませんが、本堂前のソメイヨシノ、梅林周囲のヤマザクラの巨樹が美しいです。

撮影した写真を「Googleバックアップと同期」で整理すると、Google がBGMつきのスライドショーを作成してくれます。それをYouTubeにアップしてみました。



花馬酔木
増位山随願寺の護摩堂の庭にアケボノアセビが咲いています。護摩堂の建っている位置は本堂よりやや高く、アセビの向こうに本堂が見えます。本堂は国の重要文化財に指定されています。大鬼瓦に元禄5年(1692)の銘があり、様式的にも元禄時代を代表する建築です。
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