優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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山上歩道を700m行くと、標高465m宍粟50名山のひとつ国見山の頂に建つ山頂展望台に着きます。森と山が多い宍粟市の地元産木材を使用した二階建ての建物です。これは山麓からもよく見えます。
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梅雨明けが早く、6月末から7月始めにかけては例年にない快晴が続きました。ここ数日は梅雨の戻りのような空模様で少し涼しく過ごしやすくなっています。巣立ったツバメが早朝から盛んに群れて飛び回っています。あと一か月もすれば南へ向けて飛び立つのです。
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吉野神宮駅は無人駅です。平日の今頃では乗降客もほとんど無い様子で駅はがらんとしていました。ホームに出ても人影はありません。駅には周辺施設の広告や鉄道会社からのお知らせなどが掲示されています。しかし、向かいのホームにはそういうものが皆無でした。ベンチは吉野の木材で作られたもののようでした。
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僧侶六人ほどが仏壇の前に並び勤行が始まりました。中心になる僧侶がお経を唱えながら手でいくつかの印を結びます。お経の他にコロナ退散や百日回峯行の成就を祈られたりしているのがわかりました。途中、一般参加者が焼香する時間も設けられていました。法螺貝を吹いたり大太鼓を叩いたりといった修験本宗独特の勤行もあり、興味深かったです。
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