優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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夏の朝
厳しい暑さが続いています。災害級の暑さだそうです。朝、熱中症への注意を促す地域放送が聞こえてきました。歳時記に「日射病」は載っていますが「熱中症」はありません。21世紀になってから使われるようになった感覚があります。

しかし、実際には古くからあった言葉で「熱に中(あた)る」という意味であり、熱による中毒です。熱中症は気温だけでなく、湿度とも関係があります。人間は目に見えなくても常時汗をかいており、それが蒸発することによって体温を下げています。

そのため、湿度が高すぎて汗が蒸発しなかったり、水分不足で汗をしっかり出せなかったりすれば体温を下げることができず熱中症になります。蒸し暑い部屋で眠れば夜でも熱中症になるのです。
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夏の朝
水田が埋め立てられて十数軒ほどの宅地が売りに出されており、その一画に小さな公園が作られていました。こういう公園を近隣でもよく見かけます。滑り台などの遊具とベンチがいくつか置かれているものです。

こういうものは何軒かまとまった造成地には作らなければいけないと決められているのでしょうか? まだ遊具類は設置されたばかりでビニールカバーがかかっていました。
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夏の朝
歳時記を見ると「唐辛子」や「ピーマン」は秋の季語と記されています。植物は品種改良などにより栽培される時期が変ってきています。実際に目にするものと歳時記とが異なる場合、その語は季語として採用せず、春夏秋冬を入れて季節を示すようにしています。

歳時記は和歌から続く伝統ですが、その中でも何をどの季節のものとするかは微妙に変化し続けています。生活の変化で死語になってしまったものもあります。それでもそれらの語が掲載され続けるのは明治や江戸の句を鑑賞するためには必要だからです。

今日の句の場合、朝に畑で目にしたピーマンのつややかな緑が感動の中心です。それを伝えたかった。俳句の「感動」は、美談とか感涙にむせぶような大げさなものではなく、こういう何気ないものだと思っています。
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夏の朝
ひとりで散歩する面白さはゆっくり景色を眺められることにあります。季節の変化を敏感に感じられるのもこういう時です。

一方、バイクや自転車では入っていけないようなところに入れる面白さもあります。田畑が住宅地に変わったところでもその間には必ず水路が残っています。その横には整備するための歩道があり、そこを辿って歩くことが可能です。

両側は家なので見通しはききませんが、表から見えるのとはまた違う家の姿を眺められます。子どもの時の探検気分です。
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夏の朝
朝ごはんの最初に茶粥が出てきました。茶粥は奈良の郷土料理のひとつです。ほうじ茶の中にご飯を入れて炊いたもので、さらっとしているのが特徴です。その後にご飯が出てくるため量としてはほんの一口ですが、これだけで奈良らしさを感じられる朝食です。
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夏の朝
サトイモが葉を広げ始めています。サトイモはタロイモの仲間で東南アジア原産。イネより早い縄文時代後期に日本に伝来したようです。現在食用としてお馴染みの芋の中では最も栽培の歴史が長く、俳句で単に芋といえばサトイモを意味します。
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夏の朝
コシアカツバメが巣を作っているのを見かけました。コシアカツバメはツバメよりも一か月ばかり飛来するのが遅く、今頃から巣作りです。ツバメは3月の終わりから4月の始めにかけて姿を見せ、すでに一番子が巣立つ頃です。
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夏の朝
能登海舟には二種類の大湯処のほかに貸切の三種類の露天風呂があります。岩風呂の石乃音、赤い陶器製の土乃音、檜造りの木乃音です。朝早く起きてこれらの露天風呂に順番に入りました。

部屋の檜の露天風呂にも入りました。二種類の大湯処にも入りました。どこもすべてそこならではの趣向がこらされていて満喫しました。昨夜は湯上り処でアイスキャンデーと夜鳴き蕎麦もいただき、これも当然のように美味しかったです。
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