夏木立
安志加茂神社の境内には太い杉の木が何本も生えており、それらには「姫路市保存樹」としてナンバープレートがつけられていました。これらの木々が神社の歴史を物語ります。

寿永3年(1184)源頼朝が京都の賀茂別雷神社(上賀茂神社)に神領を寄進したとの記録があり、そこに播磨国安志庄のことが記載されています。賀茂別雷神社の分霊を奉祀し、安志庄の鎮守として崇敬を集めていたとのことです。

享保元年(1716)小笠原長興が安志藩に封じられ、以降、年々藩主から幣帛が奉納され、篤い崇敬を受けてきました。
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