優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:大谷本廟

彼岸会
無量寿堂で読経をしていただきました。個人やお寺単位でロッカーのような仏壇が並んでいます。そこを開ければ奥に「南無阿弥陀仏」と書かれており、ろうそく様の電灯、焼香セットなどもその中に納められています。大規模な墓石をたてるよりこういうものの方が時代にあっていると思いました。
IMG_4526

彼岸寺
大谷本廟ではその日に申し込むことによって、納骨されているところで読経していただけます。その手続きをした後、境内を見て歩きました。最も奥の明著堂は親鸞聖人の墓所の前にあり、1709年(宝永6)に造営された拝堂です。

その両脇にさまざまな花を用いて巨大な「和顔愛語」の文字が描かれていました。和顔愛語は誰でも無料でできるお布施で、柔和な表情と優しい言葉で人に接するということです。どのようなときも誰に対してもこれを保つのはなかなかできることではありません。
IMG_4517
IMG_4518



はくれん
昨日は京都五条坂の大谷本廟へ行ってきました。昨秋に亡くなった義兄のお骨が納められており、姉といっしょに彼岸参りに行ったのです。大谷本廟は親鸞の墓所であり、歴代宗主のお墓もあります。

大谷本廟へは京都駅からバスに乗り、東大路通りから円通橋という石橋を渡って総門に向かいました。円通橋は安政三年(1856)に竣工。橋脚のアーチが池に映る姿が眼鏡のように見えるので、通称めがね橋というそうです。
IMG_4506
IMG_4509


このページのトップヘ