優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:大鳴門橋

花冷え
昨日、東京は雪でした。姫路も日差しが無く寒い一日でした。花冷えです。増位山の頂からは姫路市街地が一望できます。姫路駅を出た新幹線がまっすぐに東へ向かっているのが見えました。在来線も見えますが、遠目にも全くスピードが違います。

雨が降って風もあった後のせいか、頂からは思いがけず大鳴門橋が望めました。空気が霞む春には珍しいことです。徳島県や香川県の山の影もわかります。
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冬うらら
増位山の頂は東南方向に展望が開け、姫路城、市川、播磨灘、家島諸島などが見渡せます。淡路島、六甲山、小豆島も普通の見通しであれば見えます。最高に空気が澄んでいるときは、四国の山並みがうっすら見え、淡路島の南端、南あわじ市と徳島県鳴門市の間の鳴門海峡をまたぐ大鳴門橋を見ることができます。

先日、木枯しが吹いて翌日は快晴になった日、期待しながら行ってみると大鳴門橋が確認できました。増位山の頂からは直線距離で75kmほど。一枚目の写真、手前に見えるのは姫路市の仁寿山の頂に立つ鉄塔群です。そこに重なるように大鳴門橋の二つの主塔、橋桁の姿が確認できます。DSCN0740
もう一枚は明石海峡大橋の主塔が山並みの向こうに並んで顔を出しているものです。こちらは増位山からは直線距離で30kmほどですから、知っていれば主塔を見つけることは難しくありません。DSCN0741



料峭
料峭(りょうしょう)とは、春風が肌に寒く感じられることです。今日は曇って風があり、山を歩いていても寒かったです。通常は歩き始めるとすぐに温まってぽかぽかしてくるのですが。

風があったおかげで、山頂へ出ると播磨灘全域がくっきりと見渡せました。淡路と徳島を結ぶ大鳴門橋の姿も見えました。増位山の頂からは、直線距離にして70km先にあります。今日のような風のある寒い日には見えることが多いです。IMG_1097


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