優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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立冬
立冬の昨日も冬二日目の今日も姫路は快晴です。ほぼ毎年立冬前後はこういうお天気です。子どもの頃は他の地域に行きたいとか、教科書に出てきた雪国の生活に憧れたりしましたが、今は姫路は暮らすには申し分ない場所だと思うようになりました。

瀬戸内式気候で冬は温暖で雨が少なく、夏も播磨灘が近いため極端な高温にはなりにくいです。畿内にあり古くから交通の要衝で今も新幹線が停まる駅があり、国際空港も比較的近いです。大都会ほど人と人工物で埋め尽くされているわけではなく、身近な場所に山野、田畑もあります。
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巡業では本場所と異なり、稽古をしている関取衆を間近で見ることができます。横綱、大関、幕内の人気力士が目の前にいて、ファンの中には色紙とサインペンを手にチャンスをうかがっている人もあります。
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すぐそばで白鵬が準備運動しているのを見ることができました。まわりを三、四人の付け人力士が囲んでいますが、写真撮影は自由でした。開脚してぴたりと前に身体をつけることができる柔軟性には驚きます。
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土俵上ではぶつかり稽古がおこなわれていました。その順番を終えると、土俵下で30kgほどはありそうな塩の袋を前腕だけで支えつつスクワットをしている力士が何人もいました。信じられないような怪力です。このパワーと柔軟性が並立していなければならないのでしょう。
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兵庫県南部で生まれ育ったので、冬は晴れているのが通常感覚です。子どものころ、本で雪国の生活を知り、二階から出入りするという話にエキゾチックなものを感じました。しかし、住むにはいろいろ大変だろうと想像できます。道が乾いていて、雪かきの必要も無く、日差しが降り注ぐ冬、それが私の冬です。IMG_0896


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