優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:安志加茂神社

雷雨
姫路市安富事務所に停めた車まで傘をさして戻りました。これほどの雷雨になるなら神社の駐車場まで車で来ておけばよかったね、と言いあいましたが、今さら仕方がありません。

傘をさしていたものの気休め程度。車まで戻ったころには乾いているのは頭と上半身の一部で、下半身はほぼびしょ濡れでした。
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雷雨
天気予報では雷雨の可能性を言っていました。車は姫路市安富事務所の駐車場をお借りし、神社まで軽いハイキングも兼ねて歩いてきていました。

歩いている途中から雲がしだいに重くなってきているのがわかりました。参拝をすませた頃、とうとう降りだしました。折り畳み傘は持っていたので、屋根のあるところで傘を開ききました。
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あじさい
境内の一画の建物内に「丘みどりさんの案山子」が展示されていました。彼女は安富町出身で姫路市観光大使もつとめています。安富町後援会のみなさんが作成されたのでしょうか、「わたしのふる里 安富町」とのプレートがありました。
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夏木立
安志加茂神社の境内には太い杉の木が何本も生えており、それらには「姫路市保存樹」としてナンバープレートがつけられていました。これらの木々が神社の歴史を物語ります。

寿永3年(1184)源頼朝が京都の賀茂別雷神社(上賀茂神社)に神領を寄進したとの記録があり、そこに播磨国安志庄のことが記載されています。賀茂別雷神社の分霊を奉祀し、安志庄の鎮守として崇敬を集めていたとのことです。

享保元年(1716)小笠原長興が安志藩に封じられ、以降、年々藩主から幣帛が奉納され、篤い崇敬を受けてきました。
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あじさい
安志加茂神社がある安富町は平成の大合併で姫路市に吸収合併されました。紫陽花は安富町の花だったようで、マンホールなどにも紫陽花のキャラクターが描かれています。神社の手水鉢には紫陽花がいっぱいに飾られていました。
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紫陽花
昼食の後、安志加茂神社の「あじさいの里」へ行きました。鹿の食害で傷んでいた時もあったそうですが、周囲を鹿よけのネットに守られて咲いていました。

青い花が多く、酸性土壌なのでしょう。それほど規模は大きくないものの、参拝と同時に楽しむにはいいと思います。
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