優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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実南天
ご近所には新しい家がどんどん建っています。庭というのではなく、玄関前のちょっとしたスペースに木を植えるというのが今風の流行なのかもしれません。そのうちの一軒の玄関に白と赤の南天が並んで植えられていました。
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実南天
冬に入って残っていた菊たちも年末のうちにほぼ枯れ、今色彩として目立つのはナンテンやピラカンサの赤い実と冬中咲くサザンカくらいになっています。

5日が小寒で今日で寒に入って6日目です。冬に入ったころは紅葉も残っており、野山の色彩はまだ鮮やかです。枯れ一色になるのは実はこれからで、早春の頃が最も花が少ないかもしれません。
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実南天
実南天は関西では門松に欠かせない植物です。孟宗竹、黒松、葉牡丹、熊笹を使います。年末年始に東京へ行ったとき、関東の門松は真竹に若松のみで緑色だけだったので驚きました。色彩がないじゃないか、と。

これは江戸幕府の武家文化の影響とのこと。シンプルで洗練されたデザインです。関西は京都の公家風の優雅さに浪花の商人の豪華さが混じりあい色彩豊かで華やかです。
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実南天
穏やかな三連休です。凩の気配はまだなく、三連休明けはお天気が一時崩れそうです。そのあとは気温が下がるでしょうか。スーパーへ買い物に行くと、クリスマス、迎春関係のものが並んでいました。あと一週間で師走です。
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実南天
このあたりの市川の右岸は国道312号、JR播但線が通って市街化調整区域からも外れていて、近年は宅地化が著しいです。一方、左岸はまだ田畑が多く残り、古くからの門構えの立派な住宅も数多く残っています。

そんなお宅の庭にあるナンテンが瓦屋根が載った漆喰壁の上から赤い実を見せていました。鈍色の瓦の色にも映えて、日本の冬の情景です。
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実南天
南天の実に赤さが加わってきました。冬に入り花が少なくなる中で庭や公園などを彩ってこの赤い色は目をひきます。赤い実をつける植物の大多数は、野鳥に食べて種を運んでもらうことを目的にしています。ヤマハゼ、ナナカマド、サンザシ、ソヨゴなどがそうです。

ところがナンテンを食べる野鳥はいません。実にはソラニンに似た毒性があり、硬く糖分や水分も少ないので魅力がないのです。哺乳類も食べません。人間にとっても実や葉は毒なので、乳幼児が誤って食べないよう注意が必要です。

この赤い色は誘うのではなく警告としての赤だと言われています。ナンテンは自然落下し自家発芽で子孫を残します。赤い色はアントシアニンであり、冬の寒さや紫外線から守る保護色、抗酸化作用の可能性があるようです。
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実南天
ナンテンの実がつやつやと赤さを増し、歳末が近づいたことを教えてくれます。ナンテンはメギ科ナンテン属の常緑低木。中国原産で江戸時代以前に日本に伝わりました。鑑賞用に庭木として植えられることが多く、花期は初夏ですが、実が圧倒的に存在感が大きいです。

ナンテンに「難を転じる」との意味を含ませて、おめでたい植物のひとつとされ、お正月飾りにもよく使われています。乾燥させた実は伝統医療で咳止めに用いられます。三枚の葉が美しく、料理の添え物としてもおなじみです。
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実南天
玄関前に南天と芒をいっしょに植えて飾っておられるお宅がありました。伝統的な町並み保存は、単に建物だけでなく、住民の皆さんの細やかな心遣いが必要だろうと想像できます。南天の実の赤さがしだいに増してくると冬は本番です。
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実南天
今年も残すところ一週間。新しい年の目標を考えています。まずは抗mag抗体陽性ニューロパチーの症状を重くしないこと。一般によく言われるバランスのいい食生活、適度な運動、充分な睡眠、という三つの柱に留意してやっていくことです。

忘年会で友人に「これらにこれまで注意してやってきた。それなのにこんな病気になってしまった」と言ったら、「少なくとも生活習慣病にはなっていない。それだけでもやってきたことの意義はあるはず」と言われ、それもそうだと思いました。

視点を変えたり視野を広げたりすれば物事の見え方は変わり、見え方が変われば世界が変わります。
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実南天
太陽の南中高度が低いため、正午直後から部屋に太陽光が差し込んできます。そのため早くからカーテンをひかなければなりません。

中世の音楽(11世紀〜15世紀)を聴いた影響か、YouTubeのお勧めにリュート音楽があがってきました。リュートとは、15世紀から17世紀ごろの欧州で広く普及し、「楽器の女王」とすら言われた楽器です。

調弦が難しく音が小さいことからその後は廃れていきましたが、何とも典雅で優しい音色です。ヘンリー8世、エリザベス1世も習っていたそうです。フェルメールやカラヴァッジオの絵にも描かれています。
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