2023年10月22日 秋の陽の水平線まできらきらと ◆秋の陽 姫路港を出ると汽船はぐんとスピードをあげました。空は雲ひとつなく秋の日差しが穏やかな海面に反射しています。高度経済成長期から1980年代あたりまでの瀬戸内海は排水の影響で汚れていましたが、今は国立公園の名にふさわしい美しさを取り戻しています。 南へ向かう船から目をやると、航行する船の彼方に家島諸島の東端の上島が見えました。家島諸島には旧石器時代から弥生時代にかけての遺跡が見られ、すでにこの時代から人が住んでいました。 タグ :#秋の陽#播磨灘#家島諸島#自然学校
2023年10月22日 海青く白き航跡秋晴るる ◆秋晴るる 家島諸島は播磨灘に浮かぶ40余りの島々で構成され、そのうち家島、男鹿、坊勢が有人島で約4000人が暮らしています。採石と漁業が主な産業で、漁獲高は兵庫県一です。平成の大合併で姫路市に吸収合併されました。 家島諸島最大の西島にはかつて島民が住んでいました。しかし、水源に乏しいこと、地形が険しいこと、他の島から離れていることなどの理由で1970年代には最後の住民が去り、現在は島の南側の湾内を利用して自然体験センターが運営されています。 姫路港までは貸し切りバスで行き、定期便が無いため、そこから坊勢輝汽船のチャーター便で西島へ向かいました。よく晴れて船の旅は快適でした。 タグ :#秋晴るる#姫路港#家島諸島#自然学校
2020年03月04日 島ありて大船小舟春の沖 ◆春の沖 突堤からは目の前に家島諸島の上島が見えます。大小40余りの島々を持つ家島諸島の最も東に位置する島で南北350m、東西220mの小さな無人島です。小赤壁側から見ると、お椀を伏せたように丸くこんもりと見えます。増位山の頂からでも見えるよく目立つ島です。 タグ :#家島諸島#上島#小赤壁
2019年10月26日 雨あがり沖から晴れて来る晩秋 ◆晩秋 今週はぐずついたお天気が続きました。霜降の23日から昨日の昼頃まで雨が降り続き、午後になってようやく青空が見え始めました。雨がやんだのを見計らって増位山に行きました。 山頂に立つと沖から青空が広がってきています。雨あがりには見通しがよくなって大鳴門橋まで見えることがあります。昨日はまだそこまでは見通せませんでした。家島諸島の東端、上島のお椀をふせたようなこんもりとした姿が見えました。 タグ :#家島諸島#上島