優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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小春日
ブロックの間に埴輪や土器を置いて焼き物を作っている人がいらっしゃいました。播磨町郷土資料館で土器つくりの体験講座が続けられており、そこで子どもたちが作ったもののようです。こういう施設があることで昔の人々の暮らしや工夫に思いをはせられるでしょう。

大中遺跡の弥生人は稲作を行っていたと考えられていますが、水田や米作りの道具はまだ見つかっていないそうです。一方で土器の「イイダコ壺」は数多く出土しています。海岸線は現代の埋め立て前の海岸線とほぼ同じと考えられ、大中遺跡からは直線で2kmほどです。イイダコは大中の弥生人たちの重要な食糧だったと考えられています。
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小春日
志納所で500円を納め、慈悲の鐘の横を通り抜けて仁王門に向かいます。仁王門は江戸初期の建築です。昨日は暖かく、薄い上着を着て歩くと汗ばんできてシャツ一枚になりました。

仁王門から書寫山圓教寺の境内です。姫路の紅葉シーズンは11月中旬から12月初旬あたりです。平成の大合併で夢前町が編入される以前は、標高371mの書写山が姫路市の最高峰でした。
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小春日
北国は吹雪のようですが、こちらは別世界です。連日晴天で明るい青空が広がっています。子どものころ雪国の生活を読み、暮らしてみたいと思ったことがありました。今は違います。私にとっての冬は快晴の日が続き、昼間はその日差しのぬくもりを満喫できる瀬戸内の明るい冬です。DSCN0831


小春日
一昨日、エノキの黄葉を眺めていたら目の前にヤマガラがやってきました。エノキは増位山山上駐車場の下から生えており、駐車場に立つと、枝のかなり高いところを眺めている格好になります。ヤマガラは全く人を恐れる風がなく、手で触れられるほどのところでしばらく私を見ていました。

この春に、ドライブウェイ沿いでヤマザクラを見ていると、同じようにヤマガラが目の前に来たことがありました。このヤマザクラも高木ながら、下の川沿いから立ち上がっているので、視線の高さが高い位置にあったためです。思わぬバードウォッチングでした。DSCN0408
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