優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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秋の昼
小樽駅は1934年(昭和9年)建築の北海道初の鉄筋コンクリートの駅舎です。いまでは貴重な歴史的建造物です。

小樽駅の前には「むかい鐘」との表示がある鐘があります。明治時代から1965年ごろまで列車到着の予報として使われていたものです。上り列車には二打、下り列車には三打と決められており、鐘のあと、十数分で列車が着きました。

人々はいっぱいの荷物をかかえてホームへ急ぎました。出迎えの人や行商人たちで活気にあふれていた当時の小樽駅をしのぶものとして、残されています。紐をひいて鐘を鳴らすこともできます。
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霜降
小樽駅を訪れた10月23日は二十四節気の霜降でした。秋の最後の節気で冬の気配が濃くなってきます。ただ、今回北海道を旅している間はほぼ晴天に恵まれ暖かで、持参した冬服は全く用無しでした。

小樽駅を入ったところにはランプがずらり並んで乗降客を迎えています。ランプが小樽の象徴なのだな、と思いました。
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