優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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南西に視線を移すと小豆島があります。増位山からは55kmほど離れています。手前の島影は家島諸島の西島で、間の海峡に薄い霧が流れているのが見えます。家島は兵庫県姫路市家島町、小豆島は香川県小豆郡小豆島町です。

姫路港と小豆島の福田港をつなぐフェリーが運行しています。小豆島には瀬戸内最高峰の星ヶ城山(817m)があり、その南西斜面は寒霞渓と呼ばれています。日本三大渓谷美とされ、11月に入れば紅葉シーズンで大勢の観光客が訪れます。
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天高し
先に到着して体力が余っている子が遅れている子たちの応援に来てくれました。そうして全員予定通りセンターの芝生広場に着き、炊飯場で持ってきたお弁当を食べました。その後、芝生広場で入所式、それから各自生活棟に入りしばし休憩をとりました。

15時から前の砂浜で最初のプログラムの地曳網体験です。砂浜からは湾の入り口にある大ヤケ島が見え、その彼方に霞んでいるのが小豆島です。小豆島の星ガ城山(816m)は瀬戸内海の最高峰であり、砂浜から眺めるとその高さが感じられます。

西島から小豆島は直線距離で約15km離れています。姫路港と小豆島の福田港との間にフェリーが就航しており、西島のすぐ西にある院下島との間を抜けて航行します。この海のどこかが兵庫県と香川県の県境です。
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三月
小赤壁のあたりを散歩していると、向かって右手の沖合には家島の男鹿島(たんがじま)が見え、その奥にはひときわ標高の高い小豆島が見えます。男鹿という地名は現在の飾磨区あたりに住んでいた雌雄の鹿のうちの雄の鹿が島に渡ったという伝承によります。対岸の姫路市飾磨区には妻鹿(めが)という地名もあります。
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冬の晴
昨日の増位山の山頂からは、家島群島の西島の先に小豆島の最も高い星ヶ城山だけでなく、さらに南の洞雲山まで見えていました。東を見ると、高御位山の向こうに明石海峡大橋の主塔も見えました。六甲から淡路、鳴門へと連なる山の様子もよくわかりました。DSCN0341


春隣
快晴の一日でした。日が長くなり、五時前でもまだ日差しがあります。少し風はありましたが、車に乗っていると暖かく、暖房もいらないくらいでした。家島群島の向こうに小豆島が見えます。IMG_0959

小春日
小春とは、晩秋から初冬にかけての穏やかな晴天を意味します。まるで春のようだから小春というのでしょう。姫路もいまはそういう感じのお天気が続いています。特にこのころの午前中の明るい日差しは気持ちのいいものです。

日が短くなってきたので、山へ散歩に行くのは午前中にしています。増位山の頂からは、見通しのよい日には播磨灘全域が見渡せます。姫路城もすぐそこに見えます。山上から見下ろすので市街地に溶け込んでお城が見えにくいのですが、城の背後に播磨灘が広がって見える独特の景色になります。IMG_0441
小豆島も空気が澄んでいれば家島群島の背後に見えます。小豆島の最高峰の星ヶ城山は816.7mあり、瀬戸内海で最も高くよく目立ちます。IMG_0442

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