優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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山眠る
冬の山を表す季語に「山眠る」があります。雪国の山々が雪の下で春までゆっくり眠る、山が冬眠するようなイメージです。しかし、姫路周辺の山は中国山地の端で標高は低く、紅葉を残しています。

眠るイメージに近くなるのは年が改まったころからであり、師走の前半は山が紅葉から落葉へとあわただしく装いを変えているころです。落葉を終えて新年を迎えます。
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山眠る
年の瀬、山の落葉は終わりました。近くの山の稜線に立つ落葉樹が枝ばかりになって稜線に並んでいます。冬の山は「眠り」ます。雪山ならさらにその印象は強いでしょうが、暖かい姫路でも落葉が終わってしまえば色彩が失せて山は眠ります。
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山眠る
先週の土曜日に北摂の妙見山に登ってきました。兵庫県川西市と大阪府能勢町、豊能町との境にあり、山頂には日蓮宗の霊場である能勢妙見山があります。

ケーブルカーの黒川駅周辺に有料駐車場があるとのことで、車で出かけたら、ケーブルカーは冬季運休中。おかげで駐車場には無料で駐車させていただきました。IMG_0860

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