優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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師走
12月の上旬が過ぎ、今年も終わりが見えてきました。写真はGoogleフォトで整理しています。サイトに入ると、一番上にGoogleフォトがこれまでの写真から適当なテーマで編集してくれたものが並びます。3年前、10年前、いつかの火曜日、などという具合です。

写真はこういうことでもなければ見直す機会はほとんどありません。そこにも2024年をまとめるものが出てきています。あっという間に過ぎたようであり、いろいろなことがあったようでもあり。

子どものときは、人生は長い気がしました。しかし、ある年齢を過ぎれば「光陰矢の如し」、できるときにできることを楽しんでおくのが大事です。「いつまでもあると思うな親と金」ならぬ「いつまでもあると思うな若さと健康」です。
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12月になりました。快晴が続きます。特に午前中は真っ青な空が広がることの多いこのごろです。まだ野にも山にも紅葉が華やかで本格的な落葉シーズンはこれからです。12月半ばあたりまでの何度かの凩で落葉樹は葉を落としきります。
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昨夜、午後10時47分に石川県西方沖を震源とする地震がありました。石川県の輪島市などでは最大震度5弱でした。姫路の震度は2でしたが、椅子に座っている状態で体感できる地震でした。元日の能登地震の余震でしょうか。

『鏡花水月』は年末の定期イベントとして定着し、大手前通りなどのライトアップも昨年から規模を拡大して華やかになっています。経費を問題視する意見もあるようですが、世界遺産のお城を盛り上げるのはいいことじゃないの、と思います。
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数の子はニシンの卵巣を取り出して天日干しまたは塩漬けしたものです。数の子を食べるのは日本だけです。大正から昭和初期の頃までは北海道を中心にニシン漁が盛んで、数の子も容易に手に入っていました。

しかし、1955年頃から漁獲量が激減し、今ではカナダ、アラスカ、スコットランド、ロシア産のものを輸入しています。プチプチとした食感が他の魚卵にはない独特の風味を産んでいます。

数の子はおせち料理の定番です。ニシンを「二親」とかけ、非常に多くの卵を持つことから子孫繁栄の願いがこめられています。
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昨夜は学生時代の友人たちとの忘年会で「日本料理 瀬里奈」へ行ってきました。私が代替講師を探して連絡をとっているうちに、久しぶりに会って話そうということで忘年会となりました。グルメな人がいて、あっという間に店を決めてくれました。

待ち合わせの姫路駅には少し早目に着いたので、外に座ってイルミネーションを眺めていると「アンケートをお願いします」と姫路市の関係者が来られました。

今年はお城の世界遺産登録30周年で大手前通りのイルミネーションがなされています。それについての感想をたずねるものでした。予算はかかるでしょうが、来年以降もこれがあれば冬のお城がさらに素敵になるはずです。
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姫路駅から姫路城までは大手前通りを歩いて行きました。全長840mなので、歩くにはほどよい距離です。姫路城の景観に配慮して無電柱化されています。イチョウとクスノキの並木が続き、それらもすべてイルミネーションで飾られています。
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姫路城は白鷺城の別名どおりその白い姿が特徴です。これは壁、軒下など外に露出している部材を白い漆喰で塗り固めた白漆喰総塗籠という建築方式によるものです。

今の姿の姫路城は徳川家康の娘婿である池田輝政が建てました。関ケ原の戦いの直後で、姫路城は西国大名に対する備えの城であったと言われています。再び戦いが起きることを想定し、戦いに耐えられる防火性を高めた城でした。

当時の城の主流は安土城などのような黒い板壁のものでした。建築当時は無骨無粋な白漆喰総塗籠が今では特異な美しさになっています。幸い姫路城は一度も戦火にさらされることなく、空襲も生き延びてその美しい姿を見せてくれています。
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昨夜は今年最後の満月でした。12月の満月はコールドムーンと呼ばれるそうです。昨夜の姫路は晴れて満月がきれいに見えました。Nikon COOLPIX B500で初めて満月を撮影してみました。手持ちですが、くっきりと撮影できています。最近のデジカメの性能の素晴らしさを改めて知りました。DSCN1044



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