◆天清和
平成中村座姫路城公演は姫路城三の丸広場に特設テントを組んで行われています。テントに入るときは靴を脱ぐことになっており、それぞれビニール袋に靴を下げて席へ向かいます。江戸時代からの芝居小屋の伝統を踏襲しているのでしょう。
幕は歌舞伎独特の三色幕で、始まると人の手で横に引かれていきます。それぞれの劇場によって三色が異なっており、平成中村座が用いている黒・白・柿色は初代中村勘三郎が将軍家から賜った配色とされ、これが三色幕の元祖です。
平成中村座は十八世中村勘三郎が旗揚げしたもので、基本的に江戸時代の芝居小屋を模した仮説劇場を設営して公演するのを特色としています。今回の三の丸広場特設テントでの上演も勘三郎の遺志を継いだ長男・勘九郎、次男・七之助らによっておこなわれています。

平成中村座姫路城公演は姫路城三の丸広場に特設テントを組んで行われています。テントに入るときは靴を脱ぐことになっており、それぞれビニール袋に靴を下げて席へ向かいます。江戸時代からの芝居小屋の伝統を踏襲しているのでしょう。
幕は歌舞伎独特の三色幕で、始まると人の手で横に引かれていきます。それぞれの劇場によって三色が異なっており、平成中村座が用いている黒・白・柿色は初代中村勘三郎が将軍家から賜った配色とされ、これが三色幕の元祖です。
平成中村座は十八世中村勘三郎が旗揚げしたもので、基本的に江戸時代の芝居小屋を模した仮説劇場を設営して公演するのを特色としています。今回の三の丸広場特設テントでの上演も勘三郎の遺志を継いだ長男・勘九郎、次男・七之助らによっておこなわれています。
