タグ:平清盛
神戸厳島神社に桜蘂降る
春たけなわ電動自転車行き交えり
◆春たけなわ
さらに西へ向かい住宅地の中を進みます。神戸は坂の街で若く元気なときはいいかもしれませんが、高齢になり足腰が弱ると暮らしにくいだろうと感じます。自転車はみな電動補助付きです。
氷室神社は六甲山系菊水山の麓にあり、創建の歴史は詳らかではないものの、仁徳天皇の時代(374年頃)に神社の奥から氷室が発見されたのが名前の由来です。福原遷都の際、平清盛は広島の厳島神社から市杵島姫命をここに勧請し、兵庫七弁天のひとつとしました。
さらに西へ向かい住宅地の中を進みます。神戸は坂の街で若く元気なときはいいかもしれませんが、高齢になり足腰が弱ると暮らしにくいだろうと感じます。自転車はみな電動補助付きです。
氷室神社は六甲山系菊水山の麓にあり、創建の歴史は詳らかではないものの、仁徳天皇の時代(374年頃)に神社の奥から氷室が発見されたのが名前の由来です。福原遷都の際、平清盛は広島の厳島神社から市杵島姫命をここに勧請し、兵庫七弁天のひとつとしました。
清盛の雪見御所跡春深し
春の海は街の彼方に見えるかも
ひたすらに長き石段登る春
◆春
坂道を登って、さらに八十八段の石段を登りきると祇園神社です。清和天皇の貞観11年(869)、姫路の広峯神社から京都の八坂神社に牛頭天王(ごずてんのう)を分祠した際、その神輿が平野の地で一泊しそれを記念してここに社を建てたのが始まりです。
牛頭天王はスサノオノミコトと同一視され、祇園精舎の守護神とされています。このあたりの地名に祇園があったのはそういう縁だったのです。
坂道を登って、さらに八十八段の石段を登りきると祇園神社です。清和天皇の貞観11年(869)、姫路の広峯神社から京都の八坂神社に牛頭天王(ごずてんのう)を分祠した際、その神輿が平野の地で一泊しそれを記念してここに社を建てたのが始まりです。
牛頭天王はスサノオノミコトと同一視され、祇園精舎の守護神とされています。このあたりの地名に祇園があったのはそういう縁だったのです。
清盛の栄華は遠き春の夢
軒先のバターイエロー春の薔薇
◆春の薔薇
湊川神社を出て北へ少し上がったところに大倉山公園があります。公園のエントランス広場の花壇の隣に座り、買ってきたお弁当を食べることにしました。近くでは中高生と思われる少女たちが集団で縄跳びをしていました。何かスポーツイベントがあるようです。
そこから有馬街道を渡り、最初の目的地である宝地院に行きました。ここは安徳天皇の菩提を弔うために建てられたそうです。すぐ隣には荒田八幡神社があります。この付近には清盛の弟・平頼盛の別荘があり、福原遷都の際には安徳天皇の行在所になりました。
住宅地の中を歩いていくと、神戸祇園小学校という京都とのつながりを連想させる地名がでてきます。黄色い薔薇の咲いている家があり、まさに薔薇を絵に描いたような完璧な姿だったので思わず写真に収めてしまいました。
湊川神社を出て北へ少し上がったところに大倉山公園があります。公園のエントランス広場の花壇の隣に座り、買ってきたお弁当を食べることにしました。近くでは中高生と思われる少女たちが集団で縄跳びをしていました。何かスポーツイベントがあるようです。
そこから有馬街道を渡り、最初の目的地である宝地院に行きました。ここは安徳天皇の菩提を弔うために建てられたそうです。すぐ隣には荒田八幡神社があります。この付近には清盛の弟・平頼盛の別荘があり、福原遷都の際には安徳天皇の行在所になりました。
住宅地の中を歩いていくと、神戸祇園小学校という京都とのつながりを連想させる地名がでてきます。黄色い薔薇の咲いている家があり、まさに薔薇を絵に描いたような完璧な姿だったので思わず写真に収めてしまいました。
春闌花嫁を待つ赤絨毯
◆春闌
神戸市兵庫区の福原京ゆかりの地を巡るハイキングに行ってきました。治承4年(1180)、平清盛が主導して平安京からここに京が移されました。清盛は孫の安徳天皇の新王朝のために政治環境を大転換しようとしましたが、わずか半年で幕を下ろし幻の京となりました。
出発はJR神戸駅。遅めの出発だったので、地下でお弁当を購入し、近くで食べることにしました。北にあがってすぐのところに湊川神社があります。延元元年(1336)、湊川の戦で戦死した楠木正成を祀る神社です。
結婚式が行われるようで、拝殿前に赤絨毯が敷かれ紋付羽織袴の新郎が角隠しをつけ白無垢の衣装を着た花嫁の手をひくという、今となっては懐かしさを覚えるような結婚式が執り行われようとしていました。
神戸市兵庫区の福原京ゆかりの地を巡るハイキングに行ってきました。治承4年(1180)、平清盛が主導して平安京からここに京が移されました。清盛は孫の安徳天皇の新王朝のために政治環境を大転換しようとしましたが、わずか半年で幕を下ろし幻の京となりました。
出発はJR神戸駅。遅めの出発だったので、地下でお弁当を購入し、近くで食べることにしました。北にあがってすぐのところに湊川神社があります。延元元年(1336)、湊川の戦で戦死した楠木正成を祀る神社です。
結婚式が行われるようで、拝殿前に赤絨毯が敷かれ紋付羽織袴の新郎が角隠しをつけ白無垢の衣装を着た花嫁の手をひくという、今となっては懐かしさを覚えるような結婚式が執り行われようとしていました。