優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:恵庭岳

秋晴るる
国道沿いには湖のそばまでおりられるところがあり、そこから湖面越しに恵庭岳や風不死岳の姿を撮影できます。

その後はほぼまっすぐに続く信号の無い道を新千歳空港目指して走りました。今回の旅はすべてレンタカーでまわりました。北海道は雪のシーズン以外はレンタカーで回るのが最も効率よく旅ができると思います。
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秋陽
支笏湖は上から見ると、中央部が少し狭くなった鼓のような形をしています。約4.4万年前に大噴火によって形成された支笏カルデラに水がたまったカルデラ湖です。当初は円形でしたが、北西に恵庭岳(1,320m)が、南東に風不死岳(1,103m)が噴出したためこのような形になりました。

最大深度は363m、平均深度265mで日本では田沢湖についで深い湖です。透明度は高く、環境省の水質調査で何度も日本一になっており、摩周湖やバイカル湖に匹敵する透明度です。陽がさしてくると湖面がエメラルド色に輝きます。洞爺湖とともに日本最北の不凍湖で真冬でも凍ることはほとんどないそうです。
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秋晴れ
雨があがると急速に晴れていき、最後まで雲がかかっていたのは恵庭岳(1,320m)の頂でした。恵庭岳はアイヌ語のエ・エン・イワ(頭の尖った岩山)から来ており、支笏湖一帯の最高峰です。頂上の東側には爆裂火口があり、今も白い噴気をあげています。

晴れてはきたものの、強風のため遊覧船は欠航するとのことでした。湖岸を散歩したあとはレンタカーに戻り、支笏湖の周囲をドライブすることにしました。支笏湖を車で一周できる道路はないため、行ける所までいって引き返すというパターンをとりました。
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