優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:慢性炎症性脱髄性多発神経炎

冬紅葉
CIDPで先月の退院以来、一ヶ月ぶりに再診のため病院へ行ってきました。まず、神経伝導速度検査を受けました。神経に電気刺激を与えてその伝わり具合を波形で記録します。ところが、なかなか波形が出ず、検査技師さんは四苦八苦。電気刺激を受けるのでそのたびにこちらも痛みがあり、「むむむ…」。

検査の後、主治医の診察を受けました。上肢と下肢の筋力をテストします。検査値そのものは、筋力が低下して動かすのがつらいといってもおかしくないようなのですが、筋力そのものは特に異常がありません。実際、日常動作に不自由は感じていません。

足にしびれがあるため、それをおさえる薬をもらいましたが、免疫グロブリン静注療法を再度おこなう必要はいまのところないようです。CIDPの一番困る症状は筋力低下とそれによる日常生活動作の制限です。ひとまずほっとしました。DSCN0400



冬隣
退院して間もなく二週間です。症状はほとんど変わりません。来月再診のうえ、今後の治療方針が決まるでしょう。バランス、筋力、柔軟性をキープすることが大事だと教えられたので、「自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ」という本を買い、午前中に一時間ほどかけて入念にストレッチをやっています。

入院が決まったころから退院までの三週間ほどはあまり身体を動かしておらず、退院直後は身体が硬くなっていました。しかし、毎日ストレッチをやり、今は背面握手が左右ともできますし、横開脚も胸、腹が完璧につくところまで戻しました。縦開脚できることが今の目標です。
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秋の山
昨日の午後はお天気が下り坂でしたが、雨が来る前に増位山へ散歩に行ってきました。入院が決まった9月半ばごろから全く山を歩いていませんでした。ストレッチなども全くしなくなっていて、そのせいで身体機能が落ちていた気がします。

久しぶりに歩き始めると、最初は少し違和感があったものの、すぐに慣れて頂上まで往復することができました。退院の日とはいえ、安静が要求されるような病ではなく、むしろ過度の安静は害にしかなりません。筋力と柔軟性を鍛えるのが大事です。
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