優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:掃除

新涼
迷走台風が去り晴天が戻りました。九月になり今年も残り三分の一の時点に来ました。昨日、ハイキング仲間に不用品を引き取ってもらいました。これで今のところ思いつく限りの不用品は無くなりました。

このところ毎朝そうじをしています。毎日の日課にすれば汚れる前にそうじができます。そうじをしっかりやろうと思えるようになったのは、部屋がほぼ完璧に片付いたからです。まず捨てる、その後にそうじを習慣化すれば部屋は常に片付いています。

こういうことは頭ではわかっていました。しかし今ようやく腑に落ちました。腑に落ちなければ実行できません。掃除の行き届いた部屋、余計なもののない落ち着いた空間にいると清々しい気持ちになります。
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今朝の日の出前はとても涼しく、窓を閉めました。日が昇る位置もかなり南へ移ってきており、日が昇ることで山々が映し出す影の形に秋を感じます。日中はまだまだ残暑の厳しい日が続きますが、少しずつ秋めいていきます。

掃除をして鏡、家具の取っ手などの金属部分を磨いておくと、部屋の風景全体にメリハリが出ることが実感できます。最後の仕上げとでもいう部分です。

禅宗では掃除を重要な修行と位置づけています。確かにきちんと掃除をやれば、これらは心を磨くことに通じると納得しています。自分から気づいて自主的にやるのでなければ意味はありませんが。
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