優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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春うらら
11日は嬉野温泉に宿泊しました。嬉野温泉駅には16時6分に到着。かもめへの乗車はわずか20分足らずでした。駅構内に下りると折り紙でかもめを象ったパネルが出迎えてくれました。新幹線を色違いの折り紙で表現し、それをパネルに張ったものです。アイデアが秀逸。
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この日はよく晴れて歩いていると少し汗ばんでくるような天気でした。浦上天主堂は爆心地に近く原爆でほぼ全壊。しかし側壁は倒壊を免れました。保存されていれば広島の原爆ドームと並ぶ貴重な被爆遺構になったはずです。残せなかったのはなぜでしょうか。

長崎の被爆シンボルとして映像に登場することが多い平和祈念像は個人の製作物です。その日の記憶を凍結させて後世に伝える原爆ドームのような力は持ちえません。

浦上天主堂内で被爆マリア像を見ました。堂内に安置されていた木製のマリア像の顔の首から上だけが焼け残ったものです。今、これを世界遺産にという運動があるとか。今更遅いですが、天主堂の遺構そのものを残していれば比較にならないほどの力を持ったでしょう。
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