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春の午後細かき雨の降り続く
いにしえの四天王寺の春そこに
◆春
大阪七福神巡拝の最後は四天王寺です。『日本書紀』によれば、聖徳太子の命によって推古天皇元年(598)に造立が開始されました。最澄、空海、良忍、法然、親鸞、一遍など平安時代から鎌倉時代にかけての新仏教開祖も参篭しています。
度重なる災害や戦災で古い建物はほとんど残っていません。しかし、そのたびに再建され、南から北へ中門、塔、金堂、講堂を直線に配置する四天王寺伽藍配置という仏教寺院最初期の伽藍配置の形は今に伝えられ、現在の五重塔は八代目の鉄筋コンクリート造です。
大阪七福神巡拝の最後は四天王寺です。『日本書紀』によれば、聖徳太子の命によって推古天皇元年(598)に造立が開始されました。最澄、空海、良忍、法然、親鸞、一遍など平安時代から鎌倉時代にかけての新仏教開祖も参篭しています。
度重なる災害や戦災で古い建物はほとんど残っていません。しかし、そのたびに再建され、南から北へ中門、塔、金堂、講堂を直線に配置する四天王寺伽藍配置という仏教寺院最初期の伽藍配置の形は今に伝えられ、現在の五重塔は八代目の鉄筋コンクリート造です。
新世界の春に聳える通天閣
春の坂くだりて出会う福禄寿
◆春
三光神社からは南へ下り真田山小学校の角を西に折れて、福禄寿の長久寺に向かってほぼ真西に進んで行きました。約20分1.5kmほど、三韓坂との名の通り坂道になっています。両側には中小企業とマンションが建ち並び、休日の今日は人通りもまれで静かでした。
幅広い谷町筋を横切ってすぐ左手、鉄筋コンクリートの建物が長久寺です。門前に「南無妙法蓮華経」との大きな石碑がなければお寺というよりオフィスのようです。中に入るとすぐのところに福禄寿が鎮座されておりました。
福禄寿も寿老人と同じく中国の道教由来の神様で延命長寿の御利益があるとされています。要するに七福神というのは、一般庶民が願う世俗的幸福をかなえる神さまとして寄せ集められた存在です。
三光神社からは南へ下り真田山小学校の角を西に折れて、福禄寿の長久寺に向かってほぼ真西に進んで行きました。約20分1.5kmほど、三韓坂との名の通り坂道になっています。両側には中小企業とマンションが建ち並び、休日の今日は人通りもまれで静かでした。
幅広い谷町筋を横切ってすぐ左手、鉄筋コンクリートの建物が長久寺です。門前に「南無妙法蓮華経」との大きな石碑がなければお寺というよりオフィスのようです。中に入るとすぐのところに福禄寿が鎮座されておりました。
福禄寿も寿老人と同じく中国の道教由来の神様で延命長寿の御利益があるとされています。要するに七福神というのは、一般庶民が願う世俗的幸福をかなえる神さまとして寄せ集められた存在です。
旧正月近づく確かな日差しかな
仮殿予定地前で参拝の春
嬉野茶入れて露天風呂の春
和楽園の露天風呂は嬉野茶を浸した湯が巨大な土瓶や急須から流れ出てくるという珍しい緑茶風呂です。嬉野温泉の湯は美肌の湯といわれる重曹泉で、ナトリウムを多く含んでいます。お風呂は男女が朝夕で入れ替わります。
着いた日の露天風呂は急須から緑茶風呂が流れ出てきました。パックに入ったお茶を手に取って肌に当てたりすることもできます。まわりに咲くツツジを眺めながら緑茶風呂を堪能するという贅沢なひとときでした。
着いた日の露天風呂は急須から緑茶風呂が流れ出てきました。パックに入ったお茶を手に取って肌に当てたりすることもできます。まわりに咲くツツジを眺めながら緑茶風呂を堪能するという贅沢なひとときでした。
茶どころに来て淹れる春の茶うまし
◆春
嬉野は茶どころとしても有名です。宿泊した「茶心の宿和楽園」では、部屋に嬉野産の緑茶に沿えて緑茶の淹れ方を書いたメモが置いてありました。その通りに淹れたら、これがまあ美味しいこと。お茶の種類と淹れ方でこれほど変わるものかと驚きました。
嬉野茶は茶葉の形状が勾玉状で丸く、さわやかな香りとコクのあるうまみが特徴です。お茶の生産量そのものは全国の2%と希少ですが、それだけにその特徴ある美味しさで全国に知られています。
嬉野は茶どころとしても有名です。宿泊した「茶心の宿和楽園」では、部屋に嬉野産の緑茶に沿えて緑茶の淹れ方を書いたメモが置いてありました。その通りに淹れたら、これがまあ美味しいこと。お茶の種類と淹れ方でこれほど変わるものかと驚きました。
嬉野茶は茶葉の形状が勾玉状で丸く、さわやかな香りとコクのあるうまみが特徴です。お茶の生産量そのものは全国の2%と希少ですが、それだけにその特徴ある美味しさで全国に知られています。