春近し
平成に入ってJ-POPという言葉が出てきました。昭和の時代は演歌もロックもポップスも同じ番組で歌っていました。バックは生演奏のバンドで今では考えられない話です。

詞と曲はプロが作り、歌手が歌うのが昭和歌謡の王道でした。それが平成になるとセルフプロデュースへと変わっていきます。昭和47年(1972)に80.6%を記録した紅白歌合戦の視聴率は、平成元年(1989)には47.0%まで下がりました。

昭和歌謡は家族全員知っている歌だったものが、平成になると世代分離が進み、そういう歌がない時代になってきます。紅白歌合戦の視聴率はその後も長期低落傾向が続き、令和以降は30%代になって20%代も目前です。
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