優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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晩秋
午後から雨になりました。その前の晩も夜遅くから雨がしっかり降ったようです。いったんあがって午前中は曇り空でした。雨になったので、さすがに昨夜は散歩に出ませんでした。

このところ、毎日夜の児童公園でジャングルジムや雲梯をした後、近所の大型店舗の駐車場脇の柵を平均台代わりに運動しています。平均台はバランス感覚と体幹を鍛える効果があります。足の裏の感覚が鈍くなっているので、難しいです。

柵はせいぜい20cmほどの高さなので、落ちてもけがをするようなことはありません。平地でも道路の白線の上を歩いたりもしますが、高さがあると異なる難しさがあります。
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晩秋
病院では所属する聖フランシスコ会の神父や修道女が働いておられる姿を目にします。入院していると、枕元まで神父がお祈りに来てくださいます。家族が亡くなると一周忌のミサに呼んでいただきました。

これらの神父、修道女もここに眠っています。ヨーロッパ系の顔立ちの人が多く、故郷を遠く離れた東洋の島国で生涯を終える覚悟を持って来られたのは凄いと思います。

「私たちの国籍は地上ではなく天にあります」と石に刻まれており、帰天とはそういう意味なのです。
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晩秋
電子ピアノで「バッハのインヴェンション」を練習しています。ずっとピアノの音で弾いていましたが、昨日は試しにチェンバロの音で弾いてみました。これが思った以上によくて驚きました。

バッハの時代には現在のようなピアノはありません。バッハがこれらの曲を作った時想定していたキーボード楽器はチェンバロだったはずです。そう思えばチェンバロの音の方が馴染むのは当然でしょう。

オリジナル楽器といって、作曲家が生きていた当時の楽器を再現して演奏することが20世紀後半から行われています。電子ピアノのサンプリング音源ですらこう感じるのですから、アナログの実物楽器ならその差はさらに大きいでしょう。
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晩秋
店の壁に時代を感じさせる丸い時計がかけてありました。飾りなのかと思ったら、ちゃんと動いていました。古民家は100年以上の歴史があるといいますが、この時計はいつごろから動き始めたのでしょうか。
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晩秋
若い時期に、身体を使って思い切り好きなことをやったのは素晴らしい決断だったと今思います。キリマンジャロや北アルプスの山々に登ったり、ミルフォードトラック、インカトレイルといった長距離自然歩道を歩いたのは、あの時だからできました。

今は別の楽しみにシフトする時です。俳句は、いくつになっても精神がはっきりしてさえいればできるでしょう。子どものころから絵を描くのが好きでした。またスケッチを再開しようと試みています。写真撮影もブログも楽しいので続いています。

趣味や楽しみというのは、自分が視点を変えればいろいろ見つかるものです。アウトドアに関しても、違う形で楽しめるものはまだあるのではないかと考えています。
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晩秋
美瑛町には観光ポスターに使われて有名になった場所がいくつかあります。この柏の木もそのひとつで、昭和51年(1976)に「セブンスター」の観光たばこのパッケージに採用されたことから「セブンスターの木」と呼ばれています。

これ以外にも「ケンとメリーの木」というものもあります。スカイラインのCMに使われたポプラの木です。丘と一本の木という日本の他の場所ではなかなか見られない景色が美瑛町ならではといえます。
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晩秋
「ファーム富田」の彼方には雲を被った富良野岳、十勝岳といった大雪山系の山々が見えます。雲が切れると活火山である十勝岳の噴煙も覗きました。花畑の傍らには白樺が生えていて、この景色も北国を感じるもののひとつです。
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晩秋
昨日は、JALで伊丹空港から羽田空港を経てとかち帯広空港に降り立ちました。空港近くでレンタカーを借り、帯広市街に向かって走りました。白樺の並木を両側に見ながら走り出しました。視野の中に山が見えない広々とした十勝平野を走るのは、本土では経験できないドライブでした。
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