優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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暮早し
明日が二十四節気の大雪です。冬は仲冬に入り、冬至よりも今が夕暮が最も早いころです。夜明けの時間が遅くなっていくため、冬至が一年で日中の時間が最も短いのです。

それゆえ、心理的には12月上旬が最もせわしない感じになります。少し遅めに昼ごはんを食べたりすると、すぐ夕暮れ時になるからです。昨日は正午前から曇って午後には雨になりました。今朝は雨があがり気持ちのいい晴天が広がろうとしています。
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暮早し
姫路の中心部に出てくることは滅多にありません。山陽百貨店に創立70周年との垂幕がかかっており、そんなになるのか、と驚きました。百貨店の双璧だったヤマトヤシキは閉店してしまいました。

子どもの頃、姫路の町の中心部へ連れて行ってもらうのはどきどきする経験でした。あのわくわく感はもはや経験できない遠いことです。自分が幼い子どもだったからこそ経験できた感覚なのです。
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暮早し
天地真理の1stアルバムの4曲目に『涙は明日に』(1971)という曲が入っています。『戦争を知らない子どもたち』で有名なジローズの隠れた名曲です。ジローズの音源の最初のチリチリ音は、レコードならではです。

私は天地真理の歌で初めてこの曲を知りました。天地真理は彼女ならではの爽やかさ、軽やかさ、明るさで明日への希望を歌います。それぞれの歌詞の表現が的確で完成されています。とてもデビュー直後の新人とは思えません。
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