優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:書寫山圓教寺

冬紅葉
摩尼殿からはすぐ下の参道やはづき茶屋を見下ろすことができます。イロハモミジの紅葉、イチョウの黄葉が左右に美しく、この光景はここならではです。本尊の六臂如意輪観世音菩薩は秘仏で年に一度、1月18日の鬼追いの日にだけ開扉されます。
DSCN6229



冬うらら
摩尼殿は、書寫山圓教寺を開いた性空上人が桜の生木に如意輪観音像を刻み、岩山の中腹に舞台造りのお堂を建てたのが始まりです。現在の建物は昭和8年(1933)の再建ですが、書寫山圓教寺を象徴する建築として紹介映像に数多く使われています。
DSCN6226


冬紅葉
仁王門の次に出会う建物は壽量院です。現在の建物は江戸中期の建築で圓教寺型と呼ばれる独特の構造を持っています。ここでは精進料理をいただけます。続いて圓教寺会館(金輪院跡)、十妙院と続き、甍の上に広がる紅葉が目に鮮やかでした。
DSCN6223



冬紅葉
書寫山圓教寺の境内に入るとイロハモミジの紅葉がさらに増えました。すでに3時を過ぎ、谷の部分は日が陰ってきています。その上に差し伸べられたイロハモミジの赤さが印象的でした。
DSCN6222



小春日
志納所で500円を納め、慈悲の鐘の横を通り抜けて仁王門に向かいます。仁王門は江戸初期の建築です。昨日は暖かく、薄い上着を着て歩くと汗ばんできてシャツ一枚になりました。

仁王門から書寫山圓教寺の境内です。姫路の紅葉シーズンは11月中旬から12月初旬あたりです。平成の大合併で夢前町が編入される以前は、標高371mの書写山が姫路市の最高峰でした。
DSCN6221



冬紅葉
書写山ロープウェイの山上駅には半年前に新しい展望台がオープンし、「ミオロッソ書写」と名づけられています。ここから書寫山圓教寺までは東坂を歩いて20分ほど。展望台のすぐ近くから姫路城大天守が望めます。姫路城は書写山から南東約3kmのところ、八丈岩山の向こうに天守が頭をのぞかせています。
DSCN6220




冬紅葉
11月11(金)〜13日(日)まで開かれている「書写山もみじまつり」に行ってきました。山上には西の比叡山とも呼ばれる書寫山圓教寺があります。山上までは書写山ロープウェイが通じており約4分で山上駅まで連れて行ってくれます。
DSCN6218



このページのトップヘ