優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:最上山公園もみじ山

万両
最上公園展望台を経て急な階段を降りていくと経王院の横に出てきます。鐘撞堂があり地元の友人は大晦日にここへ除夜の鐘を撞きに来ると言っていました。さらに降りていくと街中の道に出ました。
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冬紅葉
篠ノ丸城址から東の方角に下山しました。枝を伸ばした紅葉のトンネルをくぐるように降りていきます。お昼を麓で食べる予約をしており、その時間が迫っていたので急ぎました。
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山茶花
篠ノ丸城址はちょっとした広場になっています。さらに少し登ると東屋があり、そこから南側に山崎町の中心部を見下ろすことができます。東屋のそばにピンクの山茶花が咲いていました。この山は宍粟50名山になっており、頂上は篠ノ丸(512m)と呼ばれています。
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冬紅葉
喫茶コーナーのあった広場からさらにゆるやかな斜面を登っていくと篠ノ丸城址に着きます。『赤松家播備作城記』によれば、南北朝期に赤松貞則の長男顕則が初めてここに城を築きました。

その後、赤松一族の西播磨守護代宇野氏は山崎町中心部に居館を置き、背後の山上に篠ノ丸城を築きました。天正8年(1580)の羽柴秀吉の播磨攻めの際に長水城とともに落城しました。黒田家の正史『黒田家譜』に、宇野氏滅亡後に官兵衛が山崎の城に居城したと記されており、これが篠ノ丸城ではないかとする説があります。

確実な史料として官兵衛が宍粟を領有するのは天正12年(1584)7月で、同15年(1587)7月に豊前に移封となるまで宍粟を治めました。平素は多忙な官兵衛に代わり代官が居城していたものと考えられています。
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冬浅し
最上山公園もみじ山は兵庫県内有数の紅葉の名所です。山に登ればそれなりに美しいところはいろいろありますが、ほぼ平地に近いところでこれだけの紅葉を楽しめるのは姫路城好古園かここくらいではないでしょうか。
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冬紅葉
遊歩道を登っていくと地元の方々が喫茶コーナーを設けて暖かい飲み物を出しておられました。そこを過ぎるとベンチがあり、下を見渡せる場所があります。そこでティータイムをとりました。
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初冬
それなりの人出でしたが、大混雑というわけではなくそれぞれ思い思いにスマホやカメラを紅葉に向けたり、記念撮影をしたりするだけのスペースはあります。のんびり散策して紅葉を楽しむにはほどよい雰囲気でした。
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落葉
最上山公園もみじ山では12日から27日までもみじ祭りが開かれています。老松酒造のあたりから警備員が出て交通整理を行っていました。この期間は臨時の駐車場が近くに設けられ一般車両は規制しているようです。
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冬紅葉
日曜日にハイキング仲間と宍粟市の最上山公園もみじ山へ行ってきました。イロハモミジ、ヤマモミジ、トウカエデ、モミジバフウ、サトウカエデが最上山の西側裾野部分に植えられています。遊歩道をゆっくり歩きながら両側の紅葉を楽しめます。

午後からお天気は下り坂との予報でしたが、午前中は日差しものぞくうすぐもりで紅葉狩りにはいいコンディションでした。仲間の家が歩いて20分ほどの場所にあります。そこまで他のメンバーと乗り合わせた車で行き、もみじ山までは歩きました。
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