水仙
畝傍山をおりて近鉄橿原線畝傍御陵前駅の地下道を通り、東へ真っ直ぐ進みました。このあたりは道が狭く、幹線道路以外は車の離合が困難なほどです。歩道もないところを車は結構なスピードで走り、歩行者はひやひやします。遺跡が多いため簡単に工事をするわけにいかないのかもしれません。

本薬師寺跡はそうした田んぼと人家の混じりあう中にぽんとあります。ここは天武天皇9年(680年)11月、天武天皇が、後に持統天皇となる皇后の病気平癒を願って発願した官寺でした。

現在は医王院の境内に伽藍の遺構のうちの金堂の礎石の一部が残っています。この礎石を見ると、当時の伽藍の大きさが想像できます。IMG_0774
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