◆松の内
YouTubeで『点と線』(1958)を見ました。原作は松本清張の長編推理小説で、乗り物を使ったアリバイ崩しに挑む刑事たちの姿を追っていきます。新幹線も青函トンネルもなく飛行機に乗るのはごく限られた一部の人だけという時代の話です。
原作を読んでいたのであらすじは知っていました。しかし、驚いたのは描かれているその時代の風俗です。昭和30年代前半、男性は洋服で今とそれほど違和感がありませんが、女性はまだほとんど和服なのです。
さらに男たちがタバコを吸うこと、吸うこと。お酒も随分ゆるい描かれ方で、今ではとても考えられません。時代の雰囲気とはこういうものなのだなあと感じました。その時代にその時代を背景にした映画を見るのが風俗を知るのに最もてっとり早いかもしれません。
YouTubeで『点と線』(1958)を見ました。原作は松本清張の長編推理小説で、乗り物を使ったアリバイ崩しに挑む刑事たちの姿を追っていきます。新幹線も青函トンネルもなく飛行機に乗るのはごく限られた一部の人だけという時代の話です。
原作を読んでいたのであらすじは知っていました。しかし、驚いたのは描かれているその時代の風俗です。昭和30年代前半、男性は洋服で今とそれほど違和感がありませんが、女性はまだほとんど和服なのです。
さらに男たちがタバコを吸うこと、吸うこと。お酒も随分ゆるい描かれ方で、今ではとても考えられません。時代の雰囲気とはこういうものなのだなあと感じました。その時代にその時代を背景にした映画を見るのが風俗を知るのに最もてっとり早いかもしれません。