優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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松過
松が明けてしばらくの間を松過(まつすぎ)といいます。青森では豪雪が続いているようですが、このころともなれば姫路周辺では光の明るさが増し、暦のうえでの冬の終わりが近いことが実感できます。

私は姫路周辺で生まれ育ちましたので、瀬戸内海沿岸部の明るい青空が広がるからっと乾燥した冬が私の冬です。

子どもの頃は雪国の生活をエキゾチックだと思ったこともありましたが、過酷な雪下ろしの作業を見るにつけ、「とても暮らせないなあ」と思います。
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松過
ハイドンの「ピアノ協奏曲全集」として録音されているものを三種類見つけました。ひとつめがMassimo Palumboによるもので、これはかなり範囲を広くとっており、ディベルティメントなどもあわせてCD4枚4時間半近い録音です。

ハイドンの時代は楽譜の保存状態が悪く失われたものが数多くあります。一方、著作権という概念が薄く、人気に便乗して彼の作品と偽って発表された作品もありました。

彼のピアノ協奏曲として定番といえるのは、ホーボーケン番号XVIII1,2,3,4,5,6,8,10,11のようです。Melodie Zhaoのものも、Matthias Kirschnereitのものもこれらをすべて録音しCD2枚で「全集」としています。
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