優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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桜紅葉
抗magニューロパチーによる疼痛を抑えるため、一番薬の量が多かったときはプレガバリン300mg、ツートラム50mgを朝夕服用していました。プレガバリンは処方できる限界量だったため、主治医から減量を勧められ、半分にしました。

最初はそれで耐えられるのかと訝しく思っていました。その量を飲んでも疼痛が完全になくなることはなかったからです。しかし、薬で疼痛を抑えきることは無理だと悟りました。そこで飲む時間を工夫したり瞑想を取り入れたりしました。

それでプレガバリンを半分にしてもそれほど変わらないという実感を得られました。先日の受診時にそのことを言うと、「ツートラムも半分にできるならしていい」とのこと。これもやってみようと思います。薬は少ないにこしたことはないからです。
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桜紅葉
桜の紅葉は比較的早い時期から始まっています。花とは対照的にあまり目立たず、同じ木の中、同じ枝の中でもばらばらに紅葉していきます。色を変えたものから順次散って行くので、楓や銀杏のように鮮やかに一色に染まるということはありません。

大歳神社の近くのソメイヨシノも紅葉して、木の根元には落葉が散っていました。見上げるとどの葉もどこか穴が開いて空が覗けます。晩春に花が散った後、一斉に芽吹きます。若葉は虫を育て、その虫が野鳥の餌となり多くの命を育みました。

そして晩秋となり紅葉して散って行こうとしています。毎年繰り返される生命循環の営み、自分もこれらの輪の一部に組み込まれているのです。
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桜紅葉
土曜日、住んでいるアパートの前に救急車が来ました。北から県道を走ってきたらしく、前の急カーブを曲がるのに苦労していたのが窓から見えました。散歩に出ようとしていたときで、救急車はしばらくアパート前に停車していました。

母が体調を崩して入院し、その後施設入所したときに実家を片づけ、仏壇も処分しました。そのとき、過去帳を持ち帰りました。今回母が亡くなったので、改めてそれを見てみると、過去帳は明和3年7月(1766)から始まっています。亡くなったのは女性で俗名は不明。

ここから現代までたどると、嘉右衛門、権兵衛、亀四良、米蔵、治三郎、猶吉と続いてきたようです。猶吉が私の祖父です。祖父の顔は知りません。36歳で脳卒中のために亡くなったからです。
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桜紅葉
では、なぜ同じような食事をしていても、がん、高血圧、糖尿病、神経難病、認知症などになる人とならない人がいるのでしょうか。それを『すべての不調は自分で治せる』では確率的親和力の違いだとしています。

この理論を提唱したのは三石巌です。私たちの身体はDNAに基づいて作られ再生されています。その時、代謝酵素が補酵素と完全に結合し代謝を100%実行できれば問題ありませんが、中には2分の1、5分の1、あるいは10分の1の確率でしか結合しない人もいます。

確率的親和力が低いほど代謝に問題を抱えやすく、そこに関係した病気を発症しやすいのです。高齢になるほど慢性疾患を発症しやすいのはこれらの負債が蓄積しているからです。若くして発症する人は、代謝をおこなう部分のDNAに大きな弱点を持って生まれてきたと考えられます。
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桜紅葉
病室からはすぐそばに裏山が見えます。看護師さんによれば、「春にはヤマザクラがきれいなんですよ」とのこと。たしかに紅葉しているヤマザクラの大樹がいくつも見えます。「春に来たいです、というわけにはいきませんね」と笑いあいました。
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