優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:榊原忠次墓所

冬紅葉
増位山随願寺は観光寺院とは違い、行事のときをのぞけば静かな山寺です。写真は姫路藩主榊原忠次(1605-1665)の墓所です。1649年に陸奥白河藩から播磨姫路藩に国替となり、1663年に幕府の老職に迎えられています。墓は子の政房によって建てられ、事跡を刻んだ碑文は幕府の儒学者・林鵞峰が作成しています。DSCN0851

蜜柑
増位山随願寺の境内を歩いていたら、かごいっぱいにミカンを入れた方がやってきて、「採ってきたんや。ひとつ食べ」といってさしだしてくださいました。こんなところでミカンとは意外です。榊原忠次の墓所の隣にミカンの木があるとのこと。気がつきませんでした。

もぎたてのミカンは皮が張り切ってしっかりしており、やや酸っぱさはあるものの、新鮮で美味しかったです。後でその木を確かめに行くと、実がひとつだけ残してありました。木守のようです。DSCN0673



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