優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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残る紅葉
昨日は二十四節気の大雪でした。冬は仲冬に入りました。快晴で朝は冷え込みを感じました。姫路市の牧野自然公園でハイキングを楽しんできました。麓には完全予約制の牧野オートキャンプ場があります。

駐車場のそばに大谷池があり対岸の光景寺山が池の面に姿を映しています。冬ですが、結構な数のキャンパーでにぎわっていました。虫や暑さ対策が大変な夏よりも今の時期の方がいいのかもしれません。
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残る紅葉
姫路城の三の丸広場にはソメイヨシノがたくさんあります。落葉が早いですが、まだわずかに残る葉にデジタルアートの照明があたり、赤く染まっていました。大天守へ向かう道にはこれらデジタルアートで桜の花や月、池を泳ぐ鯉などが映し出されていました。
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残る紅葉
朝、出かけようとしていらた駐車場のそばのソメイヨシノにエナガが数羽来て飛び回っていました。冬になるとこうした群れで飛び回るエナガをよく見かけます。身体に比べて尾が長く、小さく丸い身体で、ジュリジュリと聞こえる地鳴きを繰り返します。
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残る紅葉
木々に残っている紅葉、風が吹くと枝から離れて落ちてきます。風が吹かなくても散るものは散るのですが、風がいっそうそれを急かしているように見えます。地表に落ちた紅葉はまだしばらくは色を保っていますが、やがて周囲の枯色に溶け込んでいきます。DSCN1037




残る紅葉
今朝目が覚めると木枯しの音が聞こえました。山野を彩っていた紅葉もこの風に葉を散らしていきます。紅葉が散ってしまうと、このあたりでは初冬が終わり、仲冬に入ります。冬本番です。それまで名残の紅葉を楽しみたいと思います。DSCN0639

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