春を待つ
クラシックに時代区分があるのが意外な気がしましたが、これをポピュラー音楽に置き換えてみればわかりやすいかもしれません。「昭和歌謡」というカテゴリーができています。

これでいくと、昭和歌謡(1960-1989)、平成歌謡(1990-2019)、令和歌謡(2020-現在)という感じでしょうか。昭和歌謡の時代は<流行歌>がひとくくりでした。テレビの歌番組が全盛で、流行歌はそこから生み出されました。

誰もが覚えやすく口ずさみやすい歌が量産され、町のさまざまな場所でそれらが流れていました。インターネットもスマホも無く、歌を何度も聴きたければレコードやCDを買うしかなかった時代です。
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